公開日 2019年04月01日
更新日 2019年04月01日
会津若松市がオープンオフィスなどのOSSオフィスソフトを導入した際に発生した問題の対処法を紹介します。
現象
庁内統一で使用されている外字をOpenOffice.org内で使用したところ、文字が記号に置き換わって表示されてしまった。
原因
OpenOffice.orgが箇条書きなどに使用している記号「OpenSymbol」が、外字の変わりに表示されていた。
対応
所定の設定を行うことで、OpenSymbolの削除といった操作を行うこと無く、外字を正常に表示できることがわかりました。
※この問題の解決にあたりましては、OpenOffice.org日本語プロジェクトからご助言を頂きました。有難うございました。
下記のコマンドを実行することにより、外字フォントファイルの操作を行うことで、オープンオフィス上で外字を正常に表示することが出来ることを確認した。
バージョン3.2以降の場合
- copy /y c:\windows\fonts\eudc.tte c:\windows\fonts\eudc.ttf
※3.0以降で利用出来ていた"C:\Program Files\OpenOffice.org 3\share\fonts\truetype\eudc.ttf"への複製では外字が有効にならないようです。ご注意ください。
バージョン3.0以降の場合
- copy /y c:\windows\fonts\eudc.tte "C:\Program Files\OpenOffice.org 3\share\fonts\truetype\eudc.ttf"
※あらかじめフォルダ「C:\Program Files\OpenOffice.org 3\share\fonts\truetype」を作成しておく必要があります。
バージョン2.4までの場合
- copy /y c:\windows\fonts\eudc.tte c:\windows\fonts\eudc.ttf
結果
外字が正確に表示されることを確認した。
ただし、問題を根本的に解決するには、OpenOffice.orgのソフトウェア的な対応が必要
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