財政調整基金等

2018年10月12日
  基金とは、特定の目的のために資金を積み立て、財産の維持や事業費の財源などに充てるために準備する貯金のようなものです。
 
  一部の自治体の著しい財政悪化が明らかになって以降、地方公共団体の財政状況への関心が高まっていますが、一般的な地方公共団体であっても、年度によって市税などの歳入は増減があるため、収支が不足する場合があります。このような年度間の財源不足に備えるため、「財政調整基金」を設置しています。
 
  また、市債の償還(借金の返済)に必要な財源を確保し、財政の健全な運営を行うため、「減債基金」を設置しています。償還期限を繰り上げて市債の償還を行う場合や、年度によって市債の償還が多額になる場合に、その財源として活用しています。

  そのほか、地方公共団体には、庁舎建設や教育施設の整備など特定の目的を持った基金、奨学金など一定の額で運用する基金があり、これらは将来的に歳出が増加する際の財源などとしても活用しています。

  ここでは、財政調整基金や減債基金など、主な基金の状況についてお知らせします。


財政調整基金

 財政調整基金とは、年度間の財源不足に備えるため、決算剰余金※1などを積み立て、財源が不足する年度に活用する目的の基金です。
 本市においては、除排雪経費が増加した場合など、不足する財源を補てんするため、この基金を活用しています。
 一般的に、財政調整基金は標準財政規模※2の10%が適正とされており、平成29年度における本市の財政調整基金の適正規模は29億円程度となっております。
 平成29年度決算時点で基金残高が約28億円となっており、適正とされる残高を下回っています。

  • ※1 決算剰余金・・・決算において、収入済額が支出済額を上回った場合の差額。 
  • ※2 標準財政規模・・・地方公共団体が、合理的かつ妥当な水準で行政を行うための標準的な一般財源の規模で、全国一律の算出方法に基づき、毎年度、普通交付税の算定時に算出されます。本市の平成29年度における標準財政規模は約285億円です。

 


減債基金

  減債基金とは、将来にわたる市財政の健全な運営を行うため、市債の償還に必要な財源を確保する目的で設置している基金です。
  償還期限を繰り上げて市債の償還を行う場合や、年度によって市債の償還が多額になる場合に、その財源として活用しています。

 


その他の基金

  本市では、このほかにも基金を設置しており、平成29年度決算時点の積立て、取崩し、年度末残高は下表のとおりです。

 

基金の現状と課題

 財政調整基金については、年度間の財源不足が生じる場合には、当初予算において一定の活用を図っておりますが、適正とされる規模を目指して、引き続き毎年度の決算剰余金を確実に積み立てていきます。
  その他の基金については、概ね目的の事業実施に必要な積み立てや、事業実施のための活用を行っております。


問い合わせ

  • 会津若松市役所 財務部 財政課
  • 電話: 0242-39-1203
  • FAX: 0242-39-1401
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