公開日 2013年05月06日
更新日 2018年12月20日
閲覧者の障がいの有無や年齢、閲覧環境などによらず、誰もが閲覧しやすいウェブサイトを作成するため、以下の通り基準を定めます。
1.文字の使用について
(1)サイズの絶対値は指定しないようにします。
閲覧者がブラウザの設定で文字のサイズを自由に変更できるようにするため、文字のサイズを固定しないようにします。
(2)機種依存文字は使用しないようにします。
使用する機器等の特定の環境に依存せず、様々な閲覧環境においても正常に文字を表示させるため、機種依存文字を使用しないようにします。
(3)単語の間にスペース(空白)を入れないようにします。
閲覧者が利用する音声読み上げソフトに対応するため、単語の間にスペース文字を入れないようにします。(例)(_はスペース)
(文字) (読み方)
政_治 → まつりごと おさむ
経_済 → けい すみ
(4)スペースを用いてレイアウト成形をしないようにします。
画面の大きさやブラウザの設定により一行に表示できる文字数が異なり、スペースを用いたレイアウトの成形を行うと、かえって体裁が崩れてしまう場合があるため、スペースを用いてレイアウト成形をしないようにします。(5)単語の途中で改行しないようにします。
閲覧者が利用する音声読み上げソフトで正しく読めるようにするため、単語の途中での改行を行わないようにします。(6)リンクだと分かるような単語(文章)を使います。
閲覧者が迷わず目的のページに辿り着けるようにするため、リンクであることが容易に判別できるような文章を使用します。(7)記号はウェブページで統一したものを使用します。
文章を読みやすくするため、記号を用いる場合は、ウェブページのフォーマットに存在する記号を使用します。(8)単位の記述は記号ではなく日本語にします。
閲覧者が利用する音声読み上げソフトに対応するため、単位や日時は記号を使用せず日本語を使用します。(9)URLには半角小文字の英数記号のみ使用します。
正常にページを表示させるため、ファイル名やフォルダ名に用いる文字を半角小文字の英数記号のみとします。2.画像の使用について
(1)画像はできるだけ小さい容量のものを使用します。
インターネット回線が遅い環境でも快適に閲覧できるようにするため、ウェブページの構成に支障がある場合を除き、できるだけ容量の小さい画像を使用します。(2)画像には代替文字(ALTテキスト)を用意します。
閲覧者が利用する音声読み上げソフトに対応するため、画像には必ず代替文字を設定します。(3)イメージマップは使用しないようにします。
閲覧者が利用する音声読み上げソフトに対応するため、イメージマップは使用しないようにします。(4)文字の画像化は行わないようにします。
閲覧者がブラウザの設定で文字を大きくしていたり、色の組み合わせを変更している場合に設定が反映されず、文字が読めなくなるのを防止するため、文字の画像化は行わないようにします。3.ウェブページのレイアウトについて
(1)閲覧者が内容を認識できるようなページタイトルをつけるようにします。
閲覧者にウェブページの内容を認識させるため、ページタイトルはウェブページの内容が分かるようなタイトルにします。(2)ウェブページには担当部署名とお問い合わせ先を明記します。
閲覧者がすぐにウェブページの内容について問い合わせできるようにするため、ウェブページには必ず担当部署名や連絡先を明記します。(3)左右のスクロールをせずにウェブページを表示できるようにします。
閲覧時にブラウザ上の左右スクロールを省略するため、画像解像度(*1)を「横1024ピクセル」、「縦768ピクセル」でスクロールをしなくて済むようなページ幅とします。- (*1)画像解像度とは、パソコンの画面の粗さのことをいいます。
(4)フレームは使用しないようにします。
現在閲覧しているページを見失わないようにするため、フレームを使用しません。また、閲覧者が利用する読み上げソフトに対応するためにもフレームを使用しません。
(5)1つのページが長くなった場合には、ページの先頭に戻るためのリンクを設置します。
ウェブページの縦の長さが長くなった場合には、簡単に先頭に戻れるようにするため、ページの先頭に戻るためのリンクを設置します。(6)体裁を整えるために表を使用しないようにします。
表を使用した際に音声読み上げソフトが表示順に読み上げることができない場合があるため、ページの体裁を整えるために表を使用しないようにします。4.配色について
(1)文字と背景とを同系統の色は使用しないようにします。
文字等を認識しやくするため、文字と背景とで同系統の色を使用しないようにします。(2)グラフを用いる時には、色分けだけでなく、文字情報も付け加えるようにします。
目の不自由な方でも情報を取得できるようにするため、グラフ等において色だけで項目を表現せず、必ず文字の情報をグラフ等に付け加えるようにします。(3)紙に印刷した場合にも見やすい配色にします。
閲覧者の利便性を高めるため、紙に印刷した場合にも見やすい配色にします。(4)リンク文字の色はすべて統一します。
閲覧者の混乱を避けるため、リンク文字の配色はすべて統一します。5.その他
(1)ダウンロードファイルのファイルサイズを明記するようにします。
通信速度が遅い環境の閲覧者の方が誤って容量の大きなファイルをダウンロードすることを避けるため、ダウンロードファイルのファイルサイズを明記します。(2)英語や略語、専門用語等をできるだけ使用しないようにします。
閲覧者に分かりやすく情報を伝達するため、英語や略語、専門用語をできるだけ使用せず、簡潔な文章を心がけます。(3)外部サイトへリンクする場合には、新しいウィンドウを開くようにします。
本市公式ウェブサイトから外部サイトへのリンクをする場合には、他のサイトであることを閲覧者が認識できるようにするため、新しいウィンドウを開くようにします。これにより、本市公式ウェブサイトへ戻れなくなることも防止できます。
お問い合わせ
- 会津若松市役所 秘書広聴課
- 電話:0242-39-1206
- FAX:0242-39-1402
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