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◎特集 新・会津若松市がスタートしました


「合併」でつづる、わたしたちと
新・会津若松市の将来に向けたメッセージ


 さまざまな分野で活躍する5人の皆さんから、合併にまつわる話や、将来の会津若松市に希望することなどについて伺いました。

 

大関 進さん(河東町東長原)
河東のまちづくり団体「大河塾」のメンバー。「皆鶴姫墓前祭」に携わるなど、いろいろな活動を行っている
「大関 進さん」の写真

* 東には、皆鶴姫の伝説など意外と知られていない歴史や旧跡が多くあるんです。合併によって情報交換はもっとやりやすくなるでしょうから、歴史をはじめとした河東の良いものを、会津若松に広めていきたいですね。河東から会津若松に“身近な地域の良さ”を伝えることもできると思うんです。
 そのためには、合併でまちの規模が大きくなったために埋もれてしまったなんてことがないように、積極的に活動していく必要がありますよね。やっぱり続けていかないと実は結ばないと感じますし、合併前と同じ感じでまちづくりをやっていければと思います。
 合併をプラスに考えて、新しく一緒になった会津若松の仲間を取り込みながら、活動を展開していければいいですね。






長谷川 緑さん(石堂町)
3人の子どもの子育てに奮闘しつつ、育児サークル「パッチワークキッズ」の代表も務める(写真は二男の崇浩くんと)
「長谷川 緑さん」の写真
* どもたちにとって、合併によってかかわる人間の範囲が広くなることは、自分とは違った生活環境について聞いたり見たりし、多様な考え方を持つ機会を増やすことになるのではないでしょうか。近くの人と密に接するのもいいけれど、広い範囲でものごとを見るのも両方大事ですよね。
 わたしたちにとっても河東の情報が耳に入りやすくなるのではと思いますし、河東の地の物の野菜が手に入りやすくなることにも期待しています。子どもがいるので、安全で安心なものに関心がいきますよね。
 また、市が大きくなることで何か大きいことができればと、わたしとしては期待しています。今は生活の中心が子どもなので、子どもにとって暮らしやすいまちになってほしいですね。




竹田 悦子さん(河東町大田原)
河東生まれの河東育ち。現在も河東に住み、会津若松の企業に勤務している
「竹田 悦子さん」の写真

* たしの場合は、河東に住みながら会津若松で仕事をしているので、合併についてそれほど違和感はありませんでした。仕事も全会津から人が集まる環境なので、地域で分けて考えるということはなかったですから。  河東の子どもたちを見ていても、地域の垣根といった意識は段々となくなってきているように感じます。それも、コンピューターの活用や国際交流などで、たくさんのものを見たり体験したりしてきた経験が、子どもたちの中に生きているからではないでしょうか。親の立場としても、子どもたちの顔が生き生きしているのはうれしいことです。  こういった河東が取り組んできた教育については、合併後の会津若松でも継続して、さらに広めていってほしいと願っています。



 




渡部 孝一さん(河東町広田)
自動車整備業を営む河東町商工会の青年部部長。いろいろなイベントに参加したり、主催したりして、まちおこしに尽力している
「渡部 孝一さん」の写真
* 併したからといって急激な変化があるというわけではないとは思いますが、“自分の地元”の範囲が広がるような感覚はありますよね。
 河東町商工会の青年部では、夏に「ふるさと盆踊り大会」を主催したり、秋に行われるイベント「ふれ愛市」に参加したりしています。今度の合併によって、そんな新しく“自分の地元”になった地域にも、河東のイベントなどの情報を伝える機会が増えるわけで、それはお互いにとっていいことだと思います。
 でも合併した後も、ものごとを一緒にやる人の顔が見えるだとか、フットワークの良さを生かすことができるとかいう、今までの良さはなくさないでいきたいですね。今までどおり、みんなで同じ方向を向いて取り組めればと思います。




手代木 順子さん(北会津町二日町)
農業のかたわら、手作りのカントリー雑貨の店を開いている。ほかにもガーデニングなどを趣味に持ち、精力的に活動する
「手代木 順子さん」の写真

* 併って家族になるようなものですよね。歴史を積み重ねてきたまち同士が家族のように一緒になるには、お互いの個性を知り、尊重しあい、認め合うことが大事だと思うんです。
 それに、家づくりとも共通するところがあると思います。家を造るのは大工さんで、それを家庭にしていくのは自分たちであるように、合併自体は市が行ったことだけれども、良いまちは、わたしたちがつくってはじめてできるものなんだと思うんです。
 まちの歴史に幕を下ろしたわけだから、合併って本当に大変なことですよね。でも、また新しい歴史がそこから始まるわけですから、みんながそれを前向きに受け取って、楽しいまちづくりが少しずつでも進んでいけばいいと思います。



 

 

河東中学校の皆さんに聞きました

 今回の合併に際して、河東中学校3年生の皆さんを対象にアンケートを行いました。新しくなった会津若松市に向けての希望や、河東の良さ、そしてこれからを担う子どもたちの思いを紹介します。

合併によって、自分たちが住む河東地区や新しくなった会津若松市はどう変わっていくと思いますか?

*お互いのまちの良いところを取り入れて、良い市になっていくと思う
*合併前よりも楽しくなりそう
*河東としての特徴や良さがなくなってしまいそう
*きめ細やかな住民サービスができなくなるのでは
*今よりも活気あるまちになると思う
*観光客が増えると思う
*河東の都市化が少し進むと思う
*お店が増えて便利になるのでは
*人と人との交流が増え、深まると思う

河東地区には、平安時代に悲恋の上に悲しい死を遂げた皆鶴姫の伝説が残っており、碑が建てられています

新しくなった会津若松市に希望することは?

*住みよいまちづくりをしてほしい
*活気ある市になってほしい
*お互いの良い所を取り入れて良い市になってほしい
*たくさんの人に会津若松を知ってもらうために、観光を発展させてほしい
*多くの歴史が残る市であってほしい
*合併したまちのこともしっかり見ていってほしい
*河東の良い伝統を残してほしい
*良い人間を育成できる市になってもらいたい
*国際交流が盛んな市になってほしい
*自然豊かな環境づくりに力を入れてもらいたい
*お年寄りも安心して暮らせるまちになってほしい

みんなに紹介したい河東の良いところは?

*一人ひとりが地元を大事にしているところ
*人と自然が一緒になって生きている
*人が優しくて温かい
*ホームスティ事業などの国際交流が盛んなところ
*教育に力を入れている
*皆鶴姫と義経の伝説
*八葉寺や遺跡などの歴史があるところ
*自然が豊かなところ
*米や野菜がたくさんとれておいしい

 

次のページへ続く

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