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新・会津若松市がスタート
合併に寄せて

会津若松市長 菅家一郎
会津若松市長 菅家一郎

 11月1日は、記念すべき日となりました。
 振り返ってみれば、阿賀川を向かい合っての合併だからこそ、新橋りょうの実現によって会津盆地の一体的な土地の利活用を図るため、「会津は一つ」の第一歩にしたいという夢を持って庄條村長と協議を進めてまいりました。北会津村の住民投票や本市の合併議案採決などの生みの苦しみもありましたが、それを乗り越えることができましたのも市民・村民の方々や法定合併協議会委員の皆様、両議会議員の皆様、そして庄條村長のご理解とご協力のおかげであり、心から感謝いたします。
 新市においては、会津産コシヒカリのブランドの確立や地産地消の推進、グリーンツーリズムの推進などの農業資源の活用、また会津大学との連携やベンチャー企業の発展・創出、そしてIT(情報技術)産業拠点化の推進などの先端技術の活用をはじめ、農業と地場産業との融合や歴史・文化・自然などの資源の再興によるまちなか観光の推進など、観光資源の活用などを通し、地域の活性化に取り組みます。また、さらなる行政のスリム化・効率化の推進と新市建設計画に掲げた主要事業の実現を目指し、若者が住み続けたいと思える魅力的なまちづくりと、住み続けられるように雇用の場の創出に取り組んでいきます。
 県内最初の合併の扉が開き、歴史的な第一歩を踏み出しました。どうか今後とも市民の皆様のご理解とお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

旧北会津村長 庄條コ一
旧北会津村長 庄條コ一

 先人たちとともに夢と誇りを持って、これまで幾多の困難を克服し、発展をしてきた豊かな自然の息づく北会津村は、11月1日をもって会津若松市と合併をいたしました。
 北会津村はこれまで多くの先人たちが英知を結集し、たゆまぬ努力により築いてくれた田園を引き継ぎ、豊かな風土と多様な文化をはぐくみながら人と人とが触れあう、「生きがいと感動に出逢える村づくり」を進めて参りました。これからは、地域のさらなる飛躍を目指して合併することにより、誇りある会津若松市民の一員としてあらゆる機会に交流を深め、共に活動することになります。
 時折しも、平成の大変革の中、両市村の合併はまさに「廻(かい)天」の事業であります。お互いが将来への夢と希望を持ち、活力を生み出しながら会津若松市全体の発展のために尽力することをお誓いいたします。また、新たなまちづくりに向けてはさまざまな障害もあろうかと思いますが、松平容保公が言っておられた「言路洞開」の言葉のように、本当に厳しいときでも腹を割って話し合えばわかるという精神を心に刻み、一歩一歩、歩んでいただきたいと切に願っております。
 この「新生・会津若松市」の新たな門出により、全市民と後生に生きるすべての世代にとりまして、生活環境が今まで以上に充実され、会津に住んでみたい・住んで良かったといえる会津地域が構築されることをご期待申し上げ、あいさつとさせていただきます。

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