委員会の審査から
 定例会で提案された条例案、予算案などは、3月3日、6日の本会議で審議されたあと、総務、文教厚生、産業経済、建設の各常任委員会及び決算特別委員会に付託され、集中的に審査されました。その主な内容は次のとおりです。



総務
 総務委員会では、議案第3号平成18年度会津若松市一般会計予算のうち、歳入に関して活発な論議が交わされました。
問

三位一体改革により補助金が廃止され、その代わり地方特例交付金が措置される。

本市の予算において、これらの制度改正により総額に変化はないのか。

答

三位一体改革により、地方財政計画全体では、4兆5000億円の補助金が削減される一方、3兆円が税源移譲された。この改正に伴い、本市では5事業、約4億3200万円の国庫補助金が廃止される。この代替は地方特例交付金、所得譲与税により措置されるが、補助金削減分の全額は措置されないと考えている。

以上、論点となりました以外にも、地方税の増減見込みの根拠、合併による固定資産税への影響、電子申請による費用対効果、現庁舎の老朽化対策、河東支所庁舎の利活用策、広田駅公衆便所整備事業のあり方、などについて種々論議が交わされました。

なお、本案については、一部委員より次のような反対意見がありました。

まず、歳入面で、手数料、使用料などに転嫁されている消費税のうち、国庫に納付義務のないものは、市民の負担軽減のため、課すべきではない。また、歳出について、県立四年制大学用地取得及び造成協力費に係る任意の寄附は、本市の財政事情からすれば、自主的にやめるべきである。 さらに、名誉職である特別参与は河東地区には置かれておらず、廃止すべきである。よって本案には反対であるというものです。

以上のような反対意見がありましたので、本案は表決に付されたところ、原案のとおり可決すべきものと決せられました。




 文教厚生委員会では、議案第3号平成18年度会津若松市一般会計予算のうち、コミュニティプール新築事業費について活発な論議が交わされました。
問

合併協議会で示された概算事業費より1億1000万円の増となったのはなぜか。

答
合併後、事業を精査したところ、概算額では執行できないことが明らかになり、今回必要額を予算計上した。 
問

温水プール事業計画自体、無理があったのではないか。

答

この事業は、旧河東町の振興計画として、基金が積み立てられてきたもので、市が引き継ぐものであるとし、予算措置した。

以上、論点となりました以外にも、鶴城地区コミュニティセンター建設地の妥当性、高齢者障害者温泉利用助成事業廃止の理由などについて種々論議が交わされましたが、本案については、一部委員より次のような反対意見がありました。

まず、コミュニティプール新築事業費については、温水プールとせず他の予算に回すべきであり、また、大幅な予算増となったのは問題である。一方、(仮称)生涯学習総合センター整備事業費については、財政問題も考慮し、慎重に進めるべきである。よって本案には反対するというものです。

以上のような反対意見がありましたので、本案は表決に付されたところ、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決せられました。




産業経済委員会では、平成18年度会津若松市一般会計予算のうち、会津漆器の技術継承について活発な論議が交わされました。
問

塗りと蒔絵の技術は後継者が養成されているが、全国で最も古い歴史を持つ木地師の技術は継承されているのか。

答

中国産木地が会津に大量に入り込み、木地師の方が後継者を育成するまでには至らない状況である。

設備などの条件整備が難しいが、木地師の方から事情を聞きながら今後研究していかねばならない。

問

木地師の伝統技術が消滅するのを防ぐ対策を示せ。

答

ものづくりの大切さを将来にわたって伝えることは、行政の責任である。大変厳しい状況だが、木地師の技術に対して支援すべくさまざまな角度から研究を進めていきたい。

以上、論点となりました以外にも企業誘致優遇制度の拡充や、農業後継者対策などについて種々論議が交わされましたが、特に異論もなく原案どおり可決すべきものと決せられました。




建設委員会では、議案第50号字の区域の画定について、活発な論議が交わされました。

問

三本松地区の字の名称について、旧村では公募するとして予算化していたのを、公募しなかったことは妥当か。

答

早期宅地完売のためのイメージ戦略の策定が必要となり、業務委託することになった。その一環として、選定した「水季の里」という名称は、その名称を聞いた時に、この地区の自然、景観、利便性、魅力などイメージが膨らむことをポイントとした。

以上、論点となりました以外にも、地域住民に対する配慮、ロゴマークの色とデザインなどについて種々論議が交わされました。

なお、本案については、一部委員より次のような反対意見がありました。

まず、決定された字名は、地区住民から意見を聴取する意向もありながら、市民と協働せず市が決めたものであり、 また、キャッチコピーやネーミングは必要だが、この名称は地名や字名とは一切関係ない。よって本案には反対するというものです。

以上のような反対意見がありましたので、本案は表決に付された結果、賛成多数を持って原案どおり可決すべきものと決せられました。




 今回の決算特別委員会は、「平成17年度河東町各会計歳入歳出決算」を審査するため設置され、 平成17年11月1日の会津若松市との合併に伴う、平成17年4月1日から同年10月31日までの決算を対象としたものです。
 以下は、承認第1号平成17年度河東町一般会計歳入歳出決算の認定についてです。
問

予算執行にかかる印刷製本費、警備業務などの委託業務の随意契約締結の際、業者に偏りがあるが、随意契約の根拠及び業者選定法について伺う。

答

地方自治法施行令第167条の2を法令根拠として、当該業者が、事務事業に精通していること、費用的に初期整備分が不要となるなどの観点から、旧河東町において締結されてきた。

しかし、今後、随意契約の締結に当たっては、新市として、現会津若松市の例により、対応していく。

以上、論点となりました以外にも、元最終処分場地下水水質検査業務委託の検査結果、河東学園敷地造成工事にかかる工事内容、及び施工結果などについて、活発な論議が交わされましたが、特に異論もなく、認定すべきものと決せられました。




 3月6日に開かれた決算特別委員会において
選任された委員は下記のとおりです。
決算特別委員会委員
委 員 長 長谷川光雄
副委員長 折笠 文司
委  員 小林 勇治
  〃 星  勝雄
  〃 岩橋香代子
  〃 松崎  新
  〃 土屋  隆
  〃 渡部誠一郎
  〃 戸川 稔朗
  〃 猪俣 准一
  〃 石田 典男
  〃 室井 照平


懲罰特別委員会が 設置されました

3月23日の最終本会議において、阿部光正議員の反対討論中、不適切な表現があるとして、議員9名によって懲罰動議が提出されました。

本動議については、本会議において懲罰特別委員会を設置し、付託すべきものとされ、ただちに開かれた委員会において審査されました。

その結果、議員の身分にかかわる重要な事柄であるため、議会閉会中の継続審査とされました。

なお、選出された委員は次のとおりです。


委 員 長 成田 芳雄
副委員長 小林  晃
委  員 江花 義博
  〃 宮下 雅志
  〃 土屋  隆
  〃 斎藤 基雄
  〃 猪俣 准一
  〃 石崎 信行
  〃 安藤 和幸
  〃 渡部  實
  〃 荒井 義隆
  〃 齋藤 輝男



政治倫理条例検討委員会
2月14日、議場で新宿区議会議員政治倫理に関する懇談会の吉野孝会長(早稲田大学政治経済学部教授)をお招きし、政治倫理に関する講演会を開催しました。

吉野会長は、信頼される議会を目指すため、禁止型の条例ではなく、市民と議員の契約型である新宿区の条例を例に、議員の権限や行動基準を定める必要性を話されました。

懇談会の中での議論や、最終的に答申するまでの経過、条例制定後の審議会の進め方などについても講演いただきました。
講演会終了後、第2委員会室で吉野会長と本市議会政治倫理条例検討委員会委員との意見交換会を開催し、市当局への依頼内容の記録・保存とその情報公開の必要性などについて意見が交換され、 政治倫理に対する理解を深めました。


講師の吉野孝 氏


各委員会行政調査

平成17年度の各常任委員会並びに議会運営委員会が行った、先進地及び調査項目は次のとおりです。

【総務委員会】 ◎8月3日〜5日
・足立区 包括予算制度
・静岡市 静岡市自治基本条例
【文教厚生委員会】 ◎7月26日〜28日
・川越市 防犯のまちづくり推進ほか
・松本市 グッドヘルス推進事業ほか
【産業経済委員会】 ◎8月2日〜4日
・郡上市 まちなか観光の取り組み
・掛川市 掛川城天守閣の復元ほか
【建設委員会】 ◎7月19日〜21日
・金沢市 宅地開発事業(瑞樹団地)ほか
・富山市 上下水道事業について
【議会運営委員会】 ◎6月29日〜7月1日
・松阪市 議会運営について
・東近江市
表紙へ 前ページへ 次ページへ
トップページへ