議案等の対する総括質疑

総括質疑は、提案された議案等に対して疑義をただすため発言し、答弁を求めるものです。2月定例会の総括質疑は3月3日、6日に行われ、26名の議員が質疑を行いました。その主な内容を、紙面の都合上一人 1項目とし、要約して掲載しました。




施政方針、消防施設整備費
(仮称)生涯学習総合センター整備事業費などが焦点に

施政方針
基本姿勢 「新生会津若松市の姿勢」
自治体の自立能力を高めるための具体策は

自立と再生は市民との協働のまちづくりだ

社会民主党・市民連合 土屋 みよ子 議員

(1)「新会津若松市の創造」は行財政基盤を確立することが基本だ。 そのために、市民の英知と力の結集はどのように図るか。また、自治体の自立能力を高めるための具体策を示せ。市職員の信頼関係を築き、一人ひとりの能力をどう引き出すかはトップの市長責務だ。
(2)市民の英知の集結を図るためにも情報提供は重要だ。パワーポイントの説明やさまざまな施策への意見公募、企画立案からの参画が進む中、視覚障がい者の方への情報提供はさらに検討すべきだ。
市長
(1)自立と再生を成し遂げるには市民との協働のまちづくりを推進することが求められる。市民と行政が共に考え、協力し合い、 公共サービス提供の役割を分担しながら自立的に未来を切り開く自治体経営を目指す。
(2)市民との協働のまちづくりを目指すのに、一番重要なことは、信頼を築くための情報公開であり、説明責任に意を用い積極的に取り組む。

最重要政策課題
【未来を担う人づくり】
河東学園センター、プールの管理体制は

学校とは別の管理体制が必要と考えている

市民クラブ 小林 晃 議員

平成18年度予算において、人づくりの拠点となる施設整備事業があるが、ハード面だけでなく、 ソフト面の充実も必要である。どのような形で、人づくりを進めるのか伺う。

また、地域に開かれた学校として河東学園の整備が進められているが、市民との協働の観点から、どのような管理運営を考えているのか。コミュニティプールの管理も含め、具体的に示せ。

教育長

学校教育については、「豊かな知識づくり」、「思いやりの心づくり」、「健康づくり」を中心にすえて着実に進め、青少年の健全育成については、「あいづっこ宣言」を柱として、家庭・学校・地域社会・関係団体などの相互連携を一層図りながら努めていきたい。

教育次長

学園センター、コミュニティプールについては、学校と市民が施設を十分に活用でき、効率的な運営が図られるよう検討していく。


小学校の設備・営繕を最優先すべきでは

限定された予算の中で検討・対応していく

会津市民の会 石田 典男 議員

市内小中学校全32校のうち、耐震診断の結果、要建替えは、北会津中、鶴城小、城北小、行仁小、城西小の5校であり、要補強は一中、五中、六中、一箕中、東山小、門田小、一箕小、神指小、永和小の9校である。それにかかる整備の予算を含めた年次計画が示されていない現状において、生涯学習センターの建設実施に18年度着手するのはいかがなものか。

教育次長

(仮称)生涯学習総合センターの建設は18年度より着手、22年度オープン、危険校舎である北会津中は22年度に建て替え、 23年度開校を目指し、鶴城小、行仁小は今後10年間の中で建て替えを実施、それ以外は今後、検討していく。


河東学園の造成工事は不良工事ではないか

地盤改良工事を行うなど二度手間にはなった

阿部 光正 議員

河東学園の造成工事は田んぼの土の上にさらに田んぼの土をあげただけの工事で、不良工事だ。

市の担当職員は「旧会津若松市ならこんなことにはならなかった」と苦り切っている。また、業者は「盛土材は適当ではないと前から町にはいってきた」と述べている。

瑕疵(かし=キズ)担保物件は2年以内に補償させることになっているが、どうするのだ。

市長、予算はあなたがつけるのだ。こんな工事で本当にいいと思っているのか。

教育次長

建物の立つ地盤はゆるいものだが、杭を打つので大丈夫だと思った。造成工事をやった上で、さらに地盤改良工事を行うなど、二度手間にはなったが建物が建つという部分では心配ない。

建設部長

今まで、会津若松市では表土をはいで山砂も入れる工事をやってきた。

市長

基礎工事は問題なく対応できると認識している。


最重要政策課題
【行財政基盤の確立】
本市の適切な市債残高はどの程度か

一般的に言えば、370から380億円

会津市民の会 坂内 和彦 議員

民間企業倒産のほとんどは債務超過である。自治体でも市債残高(約509億円)の適正化こそ最終目標とすべきと思うが、どの程度にすべきか。

また、今の財政計画では、10年後の残高はどの程度縮減する見通しか。さらに、金融緩和政策の解除による金利上昇の公債費への影響は甚大だと思うが、その見解を示せ。

結局、現計画での財政基盤の確立は不可能に近い。新市建設計画のいくつかの事業は先送りするなど、見直しの英断が必要ではないか。

企画政策部長

一般的には標準財政規模の1.5倍程度であり、370〜380億円程度だが、10年後の市債残高については、予測することは困難である。

金利の上昇は公債費の利子分の増加につながり、その影響は大きく、起債に当たっては、さらに公債費を抑制し、平準化していく。

事業の見直しについては、今後も財政運営は厳しいが、合併時に協議してきた主要事業については、財政収支を精査しながら、取り組んでいく。


行政評価の誤記載は予算編成の信頼性に疑問

行政評価の重要性の徹底を図り、正確を期す

高志会 藤田 晴史 議員

行財政再建プログラムの考え方は次年度以降も継続するとのことだが、予算編成が基本となる。行政評価はツールであり、行政評価票は市のホームページで公開されている。行政評価に示された記載内容は行政実態を反映しており、重要な項目で未記載や誤りがあったことは、予算編成に行政評価を生かしていないことを物語っている。予算の信頼性・有効性に疑問を抱くがどうか。

市長

行政評価の結果を予算編成に反映することが重要であると認識している。行政情報の公開は正確な情報が原理原則であり、 各事業の状況を把握し、確認してきたが、記載ミスがあってはならない。行政評価の中で人件費積算などが正確な記載がされていなかったことは、行政評価・コスト評価を行う上で適切さを欠いており、申し訳ない。今後は各部のマネジメントの強化及び職員に対して行政評価の重要性を徹底し、正確さを期してまいりたい。


議案第3号
交際費
交際費500万円を廃止し子育て支援へ

次世代育成計画で対応する

会津河東クラブ 小湊 好廣 議員

行財政再建プログラムを実行している状況において市長自らの課題として交際費500万円を削減する方向で取り組み、交際費を廃止し子育て支援の一部に充てる考えはないか。 また、交際費の執行状況について市のホームページ(HP)で公開すべきではないか。

市長

交際費は対外的に活動する地方公共団体の長・その他の執行機関がその行政執行のために必要な外部との交際上必要とする経費であり、 市政の円滑な執行を図る上で必要であると考え、廃止は考えていない。子育て支援は、市次世代育成支援行動計画を踏まえ総合的・全庁的に対応したい。

企画政策部長

交際費は、情報公開条例により、事務事業の適正な遂行に支障を及ぼすような行政事務執行情報を除いて情報公開している。 交際費の情報公開は個別の事案ごとに判断するべきものと考え、全面公開・HPでの公開などは、交際費の情報開示をしている政令都市など他市の今後の動向を勘案しながら調査研究していく。



議案第3号
巡回バス整備事業費
廃止する路線バス、間に合うのか巡回バス

10月1日をめどにメーカー側と協議中

政友ほくと 鈴木 励子 議員

路線バス開津線が、9月末で廃止されるが、北会津町を通る巡回バスは、10月には確実に運行するのか。もし運行されないとしたら、高齢者、学生の足の確保はどうなるのか。また巡回バスのルート・運行回数、乗客数の見込み、想定している乗客は何か。県指導では、住民の意向を踏まえ、地域の要望を聞きながら決定してほしいとのことだが、本当に住民の声を十分に反映し、多くの市民が乗れるコースにしたのか。

合併対策室長

できれば10月1日をめどにメーカー側と協議している。もしかなわない場合は、会津乗合自動車鰍ニ協議し、10月1日から納車までの間を繋ぐ。

ルートについては、市中心部と北会津地域を循環し、運行回数は6回を予定している。時間帯は通勤・通学時に利用する方々を中心に運行する。乗客数などの見込みについては、やってみないと分からない部分もあるが利用促進を図っていく。コース設定は、バス会社の意見も聞いて、設定している。


グリーンツーリズム支援事業費
グリーンツーリズム支援事業費の内容を示せ

新たにワーキングホリデーを実施する

会津市民の会 荒井 義隆 議員

私がこの件にこだわるのは、超一流の自然景観を有する地域があるのにそれを生かし切っていない行政対応に歯がゆさを感じるからだ。 首都圏から農村への長期滞在希望者を受け入れるとともに、都市との交流を地域の活性化に導く。

私の構想をどこまで理解したのか、市長は昨年9月定例会の私の質問に、「グリーンツーリズムは地域の活性化に有効な手段と認識している」と答えたが、この予算計上は発展に貢献できると考えて措置した予算か。

市長

湊地区において、酒米作りから酒作り、みそやソバなどの体験農業や、ソバの宅配などを実施してきたが、今後は体験型ではなく、ご指摘のあった農家民泊、滞在型の随時受け入れ可能な整備を図っていく。

産業振興部長

グリーンツーリズムの基本的な概念には同感だ。そのため今年はワーキングホリデー(農家に泊まり働いて宿泊代を無料にする制度)を募り、滞在型農家民泊のきっかけをつかんで滞在型を定着させる方向で進めていく。


地場産業振興事業費
会津漆器技術 後継者訓練校 について

全国から優秀な方が集まり地元定着率は高い

翔ネットワーク 江花 義博 議員

漆器技術後継者訓練校の内容について示せ。また漆器業界の状況をどう認識し、どう対応していくのか、基本的な考え方を示せ。

さらに、販路拡大や新商品開発について、新しいブランド「ビトワ」などが発表されたが、具体的にどのような対策がとられているのか。地場産業の育成・保護・振興に対して、市長の認識と今後の決意を示せ。

産業振興部長

訓練生は熟練職人の方々から少人数体制の懇切丁寧な訓練を受けており、2年間で2800時間の訓練を受け、終了時の試験に合格すると技能士補の資格を得られる。また、全国各地から優秀な方々が集まっており、地元定着率は高い。

近年の生活様式や社会情勢の変化、それに伴う消費動向変化を的確に捉え効果的に支援する。

市長

歴史と伝統に育まれ、本市の重要な地域資源、観光資源である。伝統の技の継承、振興、発展に今後とも力を尽くす。


循環型地域経済活性化奨励金支給事業費
当奨励金の支給申請手続き方法等を示せ

産材証明等を添付し奨励金支給を申請する

翔ネットワーク 本田 礼子 議員

循環型地域経済活性化奨励金支給事業は、木造住宅を新築または、購入時、市産材、県産材を30パーセント使用した場合、納税した固定資産税の範囲内で奨励金を支給するという事業であるが、その支給申請手続き方法を示せ。また、1件あたりの平均支給額を示せ。

市産材や県産材を使用するとコストがかなり割高になり、そのコストアップ分が奨励金額より上回る事例が想定されないか。

産業振興部長

奨励金の方法は、まず、住宅の建築請負契約書、または、売買契約書、産材証明書、納税証明書をあらかじめ市に申請、住宅完成後、その固定資産税納入の後、その税額を奨励金として支給申請をする。受理されたら、1年間地元の商店で買い物をした領収書を添付して申告した後に、ようやく奨励金が支給される。

平均固定資産税額から1件あたり1年間の平均支給額は5万4000円で、コスト高の分がこれを上回ることがあっても、地域経済の循環が趣旨なのでご理解願いたい。


商工業金融対策事業費
総合的な産業振興策を展開していくべきでは

業種間の垣根を越えた有効策が必要と認識

新世クラブ 伊藤 司 議員

先頃、観光誘客による経済波及効果は987億円と公表された。当然、市税をはじめ歳入全体にプラスの影響があるはずだが、そうした状況にない。併せて、中小企業未来資金保証融資制度の実績では運転資金が8割、設備資金が2割で、依然、市内の景気は低迷状況だ。要するに、観光関連事業者は好調だが、その他の地場産業をはじめとした商業・工業・農業との間に、景気格差、所得格差が広がっている。総合的な産業振興策が必要では。

産業振興部長

産業振興策の一つに金融対策事業があるが、総合的な産業振興策が必要である。中央では景気回復のきざしが見えるとのことだが、本市においてはそうした現状にないと認識している。

今後も、融資制度をはじめ、業種間の垣根を越えた全産業振興のための有効策を展開していきたい。


河東学園小学校開校に要する経費
平成19年4月の開校は大丈夫か

3月まではすべて完了する計画で進めている

会津河東クラブ 長谷川 光雄 議員

(1)河東学園小学校の開校に関する経費の積算の根拠は。
(2)現在の工事状況からすれば平成19年4月の開校が心配されるが、間に合うのか。
教育次長
(1)新たな備品の購入、現小学校からの物品の運搬料、上水道の加入金、校歌・校章作成などで3983万7000円である。

校歌・校章などの制定は開校準備委員会で基本的なコンセプトをまとめて各方面の専門家にお願いしている。

(2)平成18年6月定例会で契約議案が議決されれば、体育館及びコミュニティプールの整備を着工し、平成19年3月まですべて完了する計画で進めている。

小学校教育用コンピュータ整備事業費
今年度までの整備状況と今後の事業内容は

各小学校に33台整備し、新年度は計175台

新世クラブ 渡部 認 議員

(1)現在までの整備状況と今年度予算状況は。(2)事業の成果について内容を示せ。 (3)平成18年度の整備内容を具体的に聞く。(4)平成19年度に一人一台の整備が完了するが、その後、どのような予算が発生するのか。(5)市長が教育用コンピュータ整備事業に期待するものは。
教育次長

(1)第二次整備計画に基づき平成9年度から13年度までに各小学校に14台ずつ整備し、第三次整備計画の平成17年度現在、各小学校に33台ずつを整備している。 一人一台の整備済み小学校は21校中11校。予算は年リース料を含め6154万3000円。(2)パソコンの基本操作はもちろん、高度情報社会を生きる子どもたちの情報活用能力が確実に向上している。 (3)行仁、日新、一箕、大戸、東山の5小学校を予定し、各校に38台(大戸小は23台)を整備する。(4)継続のためのリース料、修繕費などのランニングコストを予算化する。

市長

(5)会津大学がある地元として国際化・情報化に特化した教育に今後とも対応し、人材育成のために続けていく。


北会津中学校用地取得事業費
北会津中学校整備事業の全体計画は

平成23年度開校の予定である

高志会 岩橋 香代子 議員

(1)北会津中学校整備事業の全体計画はどのようになっているのか。
(2)不動産鑑定料46万円の算出根拠は。
教育次長
(1)平成18年度に不動産鑑定、19年度に用地取得を行う。20年度に造成工事を行い、21年度から22年度にかけて新たな施設の建設を行い、23年度に開校の予定である。

平成18年度の具体的な作業としては、不動産鑑定、農振除外の手続き、基本構想の策定を行う。

(2)基準地を一筆鑑定することにより、いくつかの地点をさらに意見書をもって評価する、という手法をとっている。 評価額の平方メートル単価が8000円、3000平方メートルの場合、39万8000円で、意見書一通を加えて46万円という積算になる。

北会津中学校整備に向けた
用地取得に取り組みます。

スクールバス運行経費
中学校スクールバス無料化の見通しを示せ

北会津中は個人負担を2万円に引き下げる

日本共産党会津若松市議団 伊東 くに 議員

(1)北会津・河東のスクールバスの個人負担について見解を示せ。
(2)スクールバスは基本的に無料化を目指すべきである。現状からみても、300万円あれば全員無料にできるが、どの位の期間で無料にできるのか見通しを示せ。
教育次長
(1)負担額差については、17年度冬季分で比較すると北会津が2万6250円に対し、河東は1万4800円。18年度は北会津を2万円に引き下げたので、その差は、5200円に減少した。
(2)湊・大戸地区については利用者負担がなく、北会津・河東地区には利用者負担がある。 それぞれのスクールバスについて運行経緯や対象となる児童生徒の通学距離など諸条件がことなっているので単純に比較はできない。平成18年度は北会津の負担軽減をした。 今後遠距離通学の助成との関係を踏まえ検討していく。

(仮称)生涯学習総合センター整備事業費
生涯学習センター建設地は適地といえるのか

効率的に敷地の活用を図りニーズに応えたい

社会民主党・市民連合 齋藤 輝男 議員

300人収容のホールが計画されているが、駐車台数は100台程度の予定である。駐車台数を増やせば建物一階部の床面積を少なくせざるを得なく高層化が避けられない。

(1)駐車場のあり方が建物の高さや工事費に影響するという相関関係にあり、このような場所(現中央公民館跡)が本当に適地といえるのか。
(2)財政問題(財政再建途上)や建設場所などについて市民からさまざま指摘を受けているが、市民合意は得られているとの認識なのか。
市長
(1)現学鳳高校の建物を暫定的に活用させていただき、土地を一体的に使用する中で敷地と予算をもって条件的に100台ある。 しかし、より効率的に敷地の活用を図り、施設利用者のニーズに応えるべく駐車場の用に供してまいりたい。
(2)現公民館は極めて老朽化が著しい施設であり、利用者団体からも早期整備に向けての強い要望がある。 耐震性からも一日も早く安全な施設整備を行うため、現敷地に建設することが要望に応えることにつながるものとの思いである。

(仮称)生涯学習センター事業について伺う

平成22年度オープンを目指す

会津フォーラム21 古河 恒徳 議員

(1)(仮称)生涯学習センター事業の竣工までの計画を示せ。
(2)生涯学習センターには、図書館利用者に加え、中央公民館利用者も加わり、多くの市民が集う生涯学習の中核施設となる。そこで十分な規模・機能が求められるが、図書館と公民館の割合を示せ。
(3)隣地や狭い道路幅を広げるべきではないか。
教育次長
(1)市民の拠点とした(仮称)生涯学習総合センターは、公民館と図書館の機能をもった複合施設で、現在の中央公民館敷地に18年度に基本設計を完了し、19年度に実施計画、20年度着工、22年度オープンを目指す。
(2)述べ床面積6000平方メートルの建物で公民館が2400平方メートル、図書館が2200平方メートル、その他は共有部分である。
(3)敷地は4300平方メートルで、隣地の購入はしない。基本的設計で、敷地内の効率的な活用ができないかを、設計事務所と検討をしていく。

議案第5号
一般被保険者国民健康保険税医療給付費分
国保の実態と滞納の原因をどう考えるのか

高齢者や低所得者が多いのが特徴である

日本共産党会津若松市議団 小林 勇治 議員

(1)最近の所得階層別の滞納世帯数と、その割合を多い順に示せ。
(2)資格証明書と短期保険証の発行件数、さらに、催告件数と差し押さえ件数を示せ。
(3)国保世帯数の実態と滞納の原因をどう考えるのか。
健康福祉部長
(1)所得階層100万円以下が3533世帯で63・26パーセント。100万円から200万円以下が1234世帯で22・09パーセント。200万から300万以下が490世帯で8・77パーセントである。
(2)平成17年度で短期保険証が339件、資格証明書52件である。

催告件数は9202件、差し押さえ件数は563件である。

(3)高齢者や低所得者が多いが、失業や疾病など、必ずしも低所得者だけではない

議案第11号
地方卸売市場事業特別会計予算(管理運営費・公債費)
花き市場の借入金は市が責任を持つべき

地方卸売市場特別会計の中で処理すべき

市民クラブ 室井 照平 議員

会津若松市地方公設卸売市場は開設30年経過して、施設が老朽化している。(1)18年度工事費4472万円の内訳は。(2)今後、必要とされる補修改善箇所の金額はいくらか。 (3)公債費は主にどの借り入れか。また、返済に充てるべき売上高手数料がゼロの現在、花き市場の開設経緯からすると、花き棟の借り入れについては市が責任を持つべきではないか。

産業振興部長
(1)18年度の工事費の内訳は、水産棟屋上改修に3799万円、関連店舗前道路補修に300万円が主なものである。 (2)19年度以降、大規模な補修改善箇所は、関連店舗、バナナ棟、卸業者事務所棟屋根改修、市場内通路駐車場及び排水溝の工事、アスベスト除去工事など7カ所で概算8000万円。また、多くの補修を重ねる必要があるところがある。(3)青果部中卸事務所と花き棟建設のもので、花き棟分で、現在残高が3億4400万円ある。特別会計の中で対応すべきとは考えている。
市長

今後とも、市場内事業者と協議しながら運営していく。


議案第17号
三本松地区宅地整備事業特別会計予算(土地売払収入)
民業圧迫の安価販売なら定住人口増の政策を

首都圏をターゲットに定住人口の増加を図る

市民夢クラブ會津 成田 芳雄 議員

私はこれまでの本会議で、旧北会津村から継承した三本松地区宅地整備事業の坪当たり平均販売設定価格8万円は、民業圧迫だと指摘してきたが、旧北会津村での事業目的同様、本市の定住人口増加を図る政策として、本市以外の方々に販売するなら理解できる。事業目的や第3工区宅地造成断念による予算提案内容、関連公共事業含む総事業費及び坪単価、並びに販売先を示せ。

建設部長

土地売払収入4億4202万円の内訳は、造成区画総数127区画の第一期売出し分60区画で、一区画平均約84坪に平均坪単価8万7600円を積算したものだ。この特別会計に一般会計で関連公共事業費を含んだ総事業費は、13億7975万8000円で坪換算で約12万6000円となる。 首都圏在住で故郷志向の高い方や定年を迎える団塊の世代をターゲットに定住人口の増加を図る。


宅地整備事業特別会計の収支均衡の考えは

次年度は11区画の販売で収支均衡が図られる

新世クラブ 宮下 雅志 議員

宅地整備など公営企業特別会計は独立採算が原則であり、法律上、欠損が生じても一般会計などからの繰り入れは認められない。次年度欠損が生じないためには、何区画販売する必要があるのか、収支均衡の考えを示せ。また、総事業費9億6200万円は販売収支で賄う訳だが、通常宅地分譲では必ず未分譲地が出ると言われる。この事業で127区画を完売した場合の収入はいくらか。また、売れ残りが出ることを想定した方策は考えているのか。

建設部長

宅地整備事業に充てた起債の償還については、平成19年度までは据え置き期間で、利息のみの支払いだが、予算上は繰り上げて償還する。よって、収支均衡を図るためには、事業費と利息分を賄えればよく、坪単価などから計算すると、最低11区画の販売が必要となる。 また、完売の場合の総収入は9億6218万8000円となり、この収入を総事業費に充てることになるが、さまざまな方法を用いて、売れ残りがでないよう努力していく。


議案第18号
一般会計補正予算(消防施設整備費)
河東地区の性能検査が未実施なのは問題では

今後は、消防団と連携を図り適切に対応する

高志会 菊地 登貴雄 議員

(1)今回購入する小型動力ポンプ21台の整備計画の根拠は何か。また、耐用年数を踏まえた更新計画を示せ。(2)消防施設の点検では「性能検査」を実施し、常に設備が良好な状態を保つ必要がある。特に河東地区の「性能検査」実施状況はどうだったか。(3)合併まで河東地区は、「性能検査」を実施してこなかったことは大変重大な問題である。反省すべきは反省して、再発防止策を講じる必要があるがどうか。
市民部長
(1)20年経過を目安に更新整備を図る。合併後、年数が20年を経過したポンプが21台出てきたためであり、財源は100パーセント補助の国庫補助を活用し、合併後の消防施設整備を均等にする目的である。(2)本市は年に一度の性能検査を実施しているが、河東地区は春秋の検閲時における各班の自主的な保守管理のみで、性能検査は実施していなかった。
市長
(3)消防団と日常的な器具の点検など一体的な対応に努める。今後は、指摘を踏まえ、消防団と連携を図りながら適切に対応する。

必要なのは、小型動力ポンプ積載車ではないか

今回は消防力の均衡を図ることを最優先した

市民クラブ 石村 善一 議員

(1)北会津・河東地区の小型動力ポンプの更新割合について、また、旧河東町と合併後のポンプ性能検査時に、機能が低下していた台数を示せ。
(2)常備消防からの遠隔地や山間部は、小型動力ポンプ積載車の配備による、初期消火能力の向上が必要でないのか。
(3)北会津地区には、消防団OBの協力員制度があり、活躍しているが、今後この制度をどのように拡大するのか。
市民部長
(1)北会津地区は、5台で12パーセント、河東地区は、16台で44パーセントを占める。ポンプ性能検査時に、機能しない小型動力ポンプが1台あった。また、点検後に6台修理した。(2)合併後、各地区の小型動力ポンプ購入からの経過年数に格差が生じていたため、消防力の均衡を図ることを最優先した。ポンプ積載車は高価で受注生産のため、今回は、間に合わなかった。(3)北会津地区には消防団OBによる協力制度があり、火災時には知識、経験を生かして活躍されている、河東地区でも同様の報告がされている、今後、再入団も含め協力を得ていきたい。

議案第30号
会津若松市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
評価制度の拡充こそ大事だ

国の指針を基に19年度に導入

政友ほくと 小林 作一 議員

改正のねらいは何か。10階級から8階級への縮小や年4号給への改正は、既存の条例でも運用の仕方で対処できることではないか。現行では原則55歳からの昇級はない。改正により復活したが、高位号俸の抑制に反しないか。査定昇給の考え方は評価するが、給与や昇格と密接に結びつくのが評価制度である。今回の改正にはより充実した評価体制が求められると思うがどうされるのか。

総務部長

一つは平均4.8パーセントの給料引き下げとなる地域給の導入、二つに職務・職責に応じた給料表への転換、三つに勤務実績の給与への反映にある。50年ぶりの大きな改革で、現行の運用ではねらいの実現が困難。年齢の高い職員は今以上に給与の上昇が抑制され、査定昇級と年齢による一律昇級廃止は整合性がない。意欲の維持などを勘案し廃止から抑制に改正する。能力や勤務実績に基づく人事管理には客観的で公正・透明性が高く実効性のある評価制度が不可欠であることから、19年度中の導入をめざす。


議案第34号
会津若松市国民保護協議会条例
国が地方自治に介入することは問題でないか

法の定めのある以上は問題なくやむを得ない

日本共産党会津若松市議団 斎藤 基雄 議員

(1)国民保護協議会条例の設置目的を示せ。
(2)協議会の役割を示せ。
(3)国民保護計画策定のスケジュールを示せ。
(4)地方自治体の国民保護の事務は法定受託事務とされているが、地方自治法における国の是正指示、代執行の規定をもって、住民保護について国が地方自治に介入することは問題ではないか。
(5)地方自治体が真に備えるべきは、戦争やテロではなく自然災害ではないか。 
市民部長
(1)武力攻撃事態などにおける国民の保護のための措置に関する法律の規定に基づき、市国民保護協議会を設置するための条例だ。 (2)協議会は市長の諮問に応じ、国民保護計画を策定、変更する。(3)平成18年度中の策定を考えている。 (4)国民保護に関する事務は、本来は国が行うべきだが、自治法に定められている以上は問題なく、やむを得ない。(5)災害時の住民の避難などの点で類似している。

その他の質疑項目

 掲載以外の議案に対して質疑のあった項目は次のとおりです。

  • 平成18年度一般会計予算
    • 普通交付税
    • 総務費寄附金
    • 職員人件費
    • 河東地域温泉施設利用助成事業費
    • 鶴城地区コミュニティセンター建設事業費
    • 乳幼児健康支援一時預かり事業費
    • 企業誘致促進事業費
    • 湊四浜環境整備事業費
    • 小中学校児童生徒各種大会出場補助金
    • コミュニティプール新築事業費
    • (仮称)会津若松学校給食センター整備事業費
  • 平成18年度介護保険特別 会計予算
    • 包括的支援事業費
    • 介護予防サービス給付費
    • 居宅介護サービス給付費
    • 地域自立生活支援事業費
  • 土地開発基金条例を廃止する条例
  • 国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例
  • 会津町方伝承館条例の一部を改正する条例
  • 字の区域の画定について