令和5年度 行政提案型協働事業

公開日 2023年09月25日

 市が提示した「市民公益活動団体と協働で取り組みたい『課題テーマ』」について、市民公益活動団体の持つノウハウや強みを生かした企画事業を募集し、市との協働で提案内容のブラッシュアップ、その後の事業の実践に取り組むパートナーを募集します。

※本事業の実施には、本事業に係る令和5年度予算の成⽴が前提となります。予算成⽴後、審査・選定を経て、予算の範囲内で事業を実施します。

 

※クリックすると該当項目にジャンプします。

課題テーマ

課題テーマ(1)地域と協働で取り組む防災力向上に向けたリーダー育成(担当課:危機管理課)

課題の概要

  近年、大規模な地震や風水害等が頻発化しており、行政を主とした「公助」のみでは、災害を防ぎきることは困難となっており、「自分の命は自分で守る」「近隣者同士が協力して助け合う」ような、「自助」「共助」を主体とした、地域の総合的な力「地域の防災力」により災害に備えることが必要となります。
 地域の防災力向上のためには、防災意識と知識・技術を身につけた方が中心となって、地域社会や職場等の地域全体で対策を講じることが有効です。
 しかしながら、地域の防災力の基盤として期待される町内会等においては、人口減少や高齢化、核家族化等を背景に、これらの取組を牽引する若者や、ノウハウを有したリーダーなどの人材が不足しているのが現状であり、地域の防災力向上に不可欠となる人材の発掘・育成が喫緊の課題となっています。

提案への期待

  地域の防災力向上のために必要な防災意識と知識・技術を身につけた「防災士」にその役割が期待されるところです。一方で、本市における防災士の有資格者はおよそ140名おりますが、現在その知識や経験が十分に生かされる場がなく、実活動員は10名程度に止まっているのが現状です。
 このことから、活動の場を求める防災士の掘り起こしと、講習会や勉強会などによるスキルアップ、防災ワークショップの開催や地区防災訓練への参加など、地域活動の場の提供等を行いながら、防災士を地域のリーダーとして育成し「地域の防災力」の向上につなげる取組についての提案を期待します。

課題テーマ(2)ごみ排出量削減に効果的な取組(担当課:廃棄物対策課)

課題への概要

 ゼロカーボンシティを目指す本市にとって、ごみの減量は大切な取組の一つですが、令和2年度の本市の1人1日あたりのごみ排出量は、全国の同規模の236自治体の中でワースト8位となっています。 
 また、ごみ処理経費はごみ排出量に比例して多くなり、令和2年度は約16億円を要しています。うち約4割は燃やせるごみの処理に要する経費であり、これを減らすことが費用削減と二酸化炭素削減に重要となります。
 本市の燃やせるごみの組成分析によると、紙類やプラスチック製容器包装が多く混入しており、これらを分別して資源化することが大切であり、あわせて、生ごみの水切り、刈草や剪定枝の堆肥化、古着のリサイクルもごみ減量に効果があります。これらの減量化に向けた取組をいかに市民に浸透させていくか、また、分別された資源物の有効利用などが課題となっています。

提案への期待

 ごみの減量に効果があると想定される以下の内容の取組についての提案を期待します。

 

  • ごみ分別の意識向上のための啓発活動
  • 生ごみ、刈草や剪定枝などの効果的なごみの削減方法と手法の普及(例:家庭で実践できる消滅型生ごみ処理容器の普及など)
  • 排出された資源物などの有効利用(例:古着などの活用など)

  

 

応募締切(終了しました)

 令和5年2月10日(金)午後5時必着

チラシ.pdf(1MB)応募のてびき.pdf(884KB)

 

応募条件

応募できる団体

応募できるのは、下記の要件を満たす市民公益活動団体です。

  • 会津若松市内に事務所及び活動場所を有すること
  • 市民公益活動を継続的・組織的に行っていること(または行う予定であること)
  • 市内に在住または在勤する5名以上の者で構成されていること
  • 組織の運営に関する規則(規約・会則等)があること

 

※「市民公益活動団体」とは

 不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与することを目的とし、自発的・主体的に非営利の社会貢献活動を行う団体で、法人格の有無は問いません。ただし、次に掲げるものを除きます。

  • 政治活動や宗教活動を主たる目的としている団体
  • 暴力団、または暴力団やその構成員等の統制の下にある団体

 

応募方法

 応募書類に必要事項を記入のうえ、協働・男女参画室に郵送、メールまたは持参にて提出してください。

 ※作成方法等については、随時、協働・男女参画室が説明しますので、お問い合わせください。

応募書類

様式第1号(申込書).docx(21KB)様式第1号(申込書).pdf(46KB)

様式第2号(提案書).docx(20KB)様式第2号(提案書).pdf(44KB)

様式第3号(収支予算書).docx(20KB)様式第3号(収支予算書).pdf(32KB)

様式第4号(自己紹介シート).docx(25KB)様式第4号(自己紹介シート).pdf(37KB)

 

提出先

  • 965-0873 会津若松市追手町2番41号(市役所追手町第二庁舎) 企画調整課 協働・男女参画室
  • 電話番号 0242-39-1405
  • メール danjo■tw.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp(■を@に修正して送信してください)

 

企画事業採択団体が決定しました

 応募のあった4提案(行政提案型:2提案、市民提案型:2提案)について、令和5年4月27日にプレゼンテーション・選考審査会を開催し、3提案(行政提案型:2提案、市民提案型:1提案)を採択しました。

 

行政提案型協働事業

地域防災力向上に向けたリーダー育成

  • テーマ 地域と協働で取り組む防災力向上に向けたリーダー育成
  • 採択団体 福島県防災士会会津方部
  • 担当課 危機管理課

      プレゼン資料(福島県防災士会会津方部).pdf(36MB)

ごみの減量と生きがいの増量

  • テーマ ごみ排出量削減に効果的な取組
  • 採択団体 もったいない会津
  • 担当課 廃棄物対策課

      プレゼン資料(もったいない会津).pdf(5MB)

市民提案型協働事業

  • テーマ 市民へのプログラミング・電子工作授業実施 
  • 採択団体 CoderDojoAizu
  • 担当課 企画調整課スマートシティ推進室

  プレゼン資料(CoderDojoAizu).pdf(2MB)

 

取組状況をお知らせします

地域防災力向上に向けたリーダー育成

採択団体 福島県防災士会会津方部(事業担当課 危機管理課)

  •  6月18日、7月30日、8月20日に研修会を開催しました。
    〇第1回の研修では市の災害対策普及員による防災講座が催されました。
    photo (1).jpg


ごみの減量と生きがいの増量

採択団体 もったいない会津(事業担当課 廃棄物対策課)

  • 古着の交換会の実施
    「もったいない精神」を再びよみがえらせたイベントです。
    毎月15日に、ふれあい体育館 茶室(市内一箕町八幡2番地の1)にて開催しています。
    午後には、古着を使ったコーディネートコンテストを実施しています。
    古着の交換会 チラシ.pdf(573KB)
  • 古着を活用した「シニアファッションショー」の開催
    7月16日(日)に文化センターで開催しました。当日は130名の方にご来場頂きました。使用した服はすべて捨てられる予定だった古着です。コーディネートされた古着に身を包んだモデルさんは皆さん笑顔で、とても輝いていました。
     当日は、ファッションショーの他に、もったいない会津の活動報告や、「ハットする展」を開催。
     古着でリメイクした作品を展示した他、捨てられる古着の中にあった未使用品(値札がついたままのもの)を展示し、古着の再利用について考えてもらうきっかけを提案しました。
    syo1.jpg syo2.jpg
           ファッションショー①                ファッションショー② 

    ハットする展.JPG       ハットする展
                                 
  • 回収した古着のリメイク作業
    チャリティーショップ「もったいないハウス」(市内一箕町八幡字八幡58)にて、古着の回収を行っています。
    届けられた古着の中で、リメイクできるものを手作業でリメイクしています。
    チャリティーショップでは、リメイクした作品や未使用品(値札が付いたまま捨てられた服)等を、展示・販売しています。

 

 

お問い合わせ
  • 会津若松市役所 企画調整課 協働・男女参画室
  • 郵便番号:965-8601(宛先不要)
  • 電話:0242-39-1405
  • FAX:0242-39-1400
  • メール送信フォームへのリンクメール

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