公開日 2022年09月02日
更新日 2022年09月02日
「親子で学ぶインターネットとプログラミング講座」とは・・・
會津稽古堂では、平成26年から「親子で学ぶインターネットとプログラミング講座」を開催しています。現在、小学校で必修科目となっている「プログラミング」を親子で楽しく学び、簡単なゲームのプログラム作りにチャレンジしてもらいました。また、インターネットとの付き合い方について家族で話すきっかけになればと、インターネットの危険性など情報リテラシーについての講義も行いました。
講座は、参加者の希望や習熟度合により、「基礎コース(午前・午後)」「発展コース」という3コースに分けて開催し、総勢28組の親子にご参加いただきました。
今年の講座の様子
令和4年7月30日(土)に基礎コース(午前・午後)、令和4年8月20日(土)に発展コースを実施しました。
講師は、会津大学短期大学部 産業情報学科 教授 中澤 真 先生と、会津大学短期大学部 産業情報学科 中川 仁志 さんに務めていただきました。
- 令和4年7月30日(土) 基礎(午前・午後)コース
「基礎コース」では、AI(人工知能)がどんなものなのか教えていただいた後、ソフトを使ってAIの認識機能を体験しました。撮影した画像をたくさん学習させることで、AIが「かしこくなっていく」ことを学びました。
また、プログラミングの学習においては、プログラミングを視覚的に体験できる「Scratch(スクラッチ)」というソフトを使い、画面上のキャラクターを指定どおりに動かすためのプログラミングを作成しました。講師の先生から、プログラム作りで大事なことはたくさん失敗すること。なぜ失敗したかの原因を探すことが学びになると教えていただきました。試行錯誤しながらも、親子で協力し合いながら楽しく取り組んでいました。
さらに、身近にひそむインターネット依存やゲーム依存の恐怖について学び、親子で考えるきっかけとなる場としていただきました。
- 令和4年8月20日(土) 発展コース
「発展コース」は、「基礎コース」から一歩進んだ内容を学びました。
プログラミングの学習では、「Scratch(スクラッチ)」を使い、飛び交っている4つのボールに当たらないように逃げるゲームの作成に挑戦しました。小学校では習わない「乱数」「x、y座標」「変数」を使ってランダムな動きをつけたり、得点を表示する機能をプログラムしました。初めて聞く言葉に不安そうな児童もいましたが、すぐに慣れて活用していました。中には別の方法でプログラムを作って先生を驚かせている児童もいました。
AI(人工知能)体験では、「セルフレジ」のプログラム作りに取り組みました。AI(人工知能)カメラで鉛筆やはさみ等の商品の画像をたくさん学習させて、商品をカメラにかざすと合計金額が表示されるプログラムを作成しました。
最後に、子どもが巻き込まれてしまうインターネット上での「詐欺やお金にかかわるトラブル」について、偽サイトや偽アプリによる個人情報漏えいの危険性や、保護者が知らないところで高額な課金請求が発生してしまう事例などについて学び、保護者には、フィルタリング設定の活用などを呼びかけました。
今回も大変多くの皆様に参加申し込みをいただき、抽選で参加者を決定させていただくこととなりました。受講できなかった皆様におかれましては、大変申し訳ございませんでした。今後も、定員設定や実施回数などについて、改善を図ってまいります。
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