公開日 2023年09月19日
更新日 2025年04月01日
みんなが自分らしく暮らせる“男女共同参画社会”を、一緒に考えてみませんか?

市では、「会津若松市男女共同参画推進プラン」に基づき、「性別にかかわりなく、多様性を尊重し、一人ひとりがその個性や能力を十分に発揮することができるまちを目指して」という基本理念の下、男女共同参画への意識づくりや社会環境づくりを進めてまいりました。
今回、現行プランに代わる新しいプランを策定するため、みんなが自分らしく暮らせる“男女共同参画社会”や、その社会を実現するため、更に男女共同参画の推進につながるようなアイデアや企画を市民の皆様と共に考えていきます!出された意見や話し合った内容等は新しいプランへ反映する予定です。
【進行役(ファシリテーター)】
星野 雅子さん(株式会社Miyabi代表取締役社長・女性労働協会認定講師)
【開催内容】
第1回:「男女共同参画についての現状を知ろう」「家庭・地域・職場などの身の回りの課題を出し合おう」
第5回ワークショップが開催されました(7月8日)
チームでまとめた提言を発表し合おう

全5回のワークショップも、あっという間に最終回を迎えました。5回目ということでメンバーの仲も深まり、和やかな雰囲気で始まりました。もっとこうだったら良いのにという温めてきた思いや、これまでのワークショップで意見を交わしあう中で生まれたアイデアなど、前向きな意見が多数出されました。

政策・方針決定過程の場に圧倒的に女性が少ないという課題認識から、リーダー養成講座や議員との交流など、今よりも女性が参加しやすくなるための提言が多くなされました。対話や交流の増加から政策・方針決定過程への女性参画が進んでほしいという、参加者からの思いが強く感じられました。

今まで実施されていた男女共同参画に関するイベントや市政だよりなどの広報から更に工夫を凝らし、落語・映画・川柳など、今まで関心のなかった層へのアプローチの提言が多くなされました。会津若松市民が当たり前に「男女共同参画」について話ができる社会になり、各家庭や地域につながってほしいという願いが込められた提言でした。

男女共同参画に関する理解を促進していくためには、まずは市役所が見本となることからを皮切りに、男女共同参画という固い言葉からの脱却を図りながら、それだけの事業にならないように、他の事業や構想・計画など、あらゆるものと連携した啓発の提言がなされました。工夫に富んだ提言が多くなされました。
なったらいいな こんなまち
- 誰一人取り残さない「町」、一人ひとりが輝いて暮らせる「町」
- 若者が戻ってきたいと思う町
- 理想的には、議会、町内会役員、職場等で、数の面でも女性が活躍している社会
- 古くからのしがらみから解き放たれた自由闊達な社会
- 思いやりのある社会
- 女だから男の下にいなきゃいけないということがないまち
- 女一人で子どもを育てやすいまち
- 市内のどこからも笑いが聞こえるような男女共同参画社会
- 家庭内で家事・育児の協力が進み、家庭と仕事の両立により出生率が向上する。
参加者の感想
- 今までのワークショップの経験の中で一番楽しく学ぶことができました。
- リーダーの育成や女性の意見も反映できる勉強会やワークショップなどもあればいい。男性の意識も大切だと思う。
- テーマ毎によく協議・検討され、すばらしい内容の発表でした。発表で終わることなく、是非前進して欲しいと思います。
第4回ワークショップが開催されました(6月24日)
市に対する具体的な提言を、みんなで考えよう
第4回から初めて参加された方も、これまでの話し合いに感心しながら、議論に参加していました。
より伝わりやすい表現や具体的な取組内容について、今回も活発な意見交換が行われました。


活躍する女性の事例を知ろう
参加者の感想
- まとめまでいけてよかった。段階を踏んで組み立てていくのはわかりやすかった。
- 基本的な家族制を見直すところに一つの大きな原因があるのでは。そこに見直していく学びが必要だと思う。
- 海外との差の大きさを再確認しました。
- 女性が活躍することは、戦争のない平和な国づくりにつながると思う。
- 星野氏のお話、大変参考になりました。
- 質問コーナーでも出ましたが、男女共同参画を推進するための施設があればと思います。市の施設の一部に入れることをお願いしたいです。
第3回ワークショップが開催されました(6月10日)



市に対する具体的な提言を、みんなで考えよう
休憩時間も議論が止まらず、互いの発言に刺激を受け、談笑しながらそれぞれの想いを伝えあっていました。
どのチームにも共通して、「男女共同参画」以外の言葉を使った方が、理解が広まりやすいという、意見があがっていたことが印象的でした。
今までの回で出てきた考えを整理し、テーマに対して課題を解決できるアイデアを出し、それを具体的な取組としてまとめあげるという大変な作業でしたが、参加者の皆さんは熱い議論を交わしながらも、和やかな雰囲気で進めていました。
参加者の感想
- このワークショップがあることで、普段からアンテナが高くなったように思う。改めて、市の取組にも関心を持ち、自身の考えを深める機会となっている。
- 女性の視点を中心に論じたが、男性の立場からも意見を聞きたい。
- 具体的なアイデアが出て、市に提案できることはすばらしいなと感じました。
- テーマに向かって、流れよく意見をまとめられてよかった。
- とてもよく学べた。
- 今回も盛りだくさんの貴重な意見があり、楽しく過ごしました。また気持ちを新たに。
第2回ワークショップが開催されました(5月27日)



男女共同参画を進めるために必要だと思う事、改善したいと思う事等話し合おう
各チームで出された意見

参加者の感想
- 子どもよりも大人の意識を変えることの方が重要だということを強く感じた。
- 課題と感じていることは、多くの人で共通していると感じた。市でも様々な取組を行っているが、“発信”が課題である。
- 男女共同参画は女性だけの問題ではなく、男女一緒に考える必要がある。
第1回ワークショップが開催されました(5月13日)



男女共同参画についての現状を知ろう
各グループで出された意見



参加者の感想
- 「日常の生活の中から小さな問題を掘り起こすこと」や「女性の意識の向上を考える」必要がある。
- 参画意識の確認ができたような気がする。
以下、募集時の記事になります
みんなが自分らしく暮らせる“男女共同参画社会”を、一緒に考えてみませんか?

市では、「会津若松市男女共同参画推進プラン」に基づき、「性別にかかわりなく、多様性を尊重し、一人ひとりがその個性や能力を十分に発揮することができるまちを目指して」という基本理念の下、男女共同参画への意識づくりや社会環境づくりを進めてまいりました。
今回、現行プランに代わる新しいプランを策定するため、みんなが自分らしく暮らせる“男女共同参画社会”や、その社会を実現するため、更に男女共同参画の推進につながるようなアイデアや企画を市民の皆様と共に考えていきます!
ワークショップの進め方も、御参加いただく皆様の関心のある内容に沿って考えていきたいと思いますので、皆様が日頃感じていることやこんな社会にしていきたいという御意見やアイデアを是非お聞かせください。出された意見や話し合った内容等は新しいプランへ反映する予定です。
学生の方も、ワークショップが初めての方も、安心して御参加いただけるよう進めてまいります。
無料で託児会場も設けていますので、是非御利用ください。(1歳以上の未就学児対象)
申し込みお待ちしています!
ワークショップ開催概要
日程 (全5回)
- 第1回:令和5年5月13日(土曜日)
- 第2回:令和5年5月27日(土曜日)
- 第3回:令和5年6月10日(土曜日)
- 第4回:令和5年6月24日(土曜日)
- 第5回:令和5年7月8日(土曜日)
時間
午後2時00分 から 午後4時00分 まで
会場
生涯学習総合センター(會津稽古堂)研修室
対象者
市内に在住・通勤・通学する満18歳以上の人
定員
20名程度 (※事前申込制。応募者多数の場合は全5回とも参加できる方を優先させていただきます)
テーマ
- 第1回テーマ「家庭・地域・職場などの身の回りの課題を出し合おう!」
- ※2回目以降の内容は、1回目での皆さんの御意見を元に決定していきます。
申し込みについて
申込方法
下記の問い合わせ先へ、電話・ファクス・メール等にてお申込みください。(氏名・年齢・住所・所属・電話番号・手話通訳の要否・託児利用の有無をお知らせください)
また、以下のリンクの申込フォームからも申し込みできます。(新しいウインドウが開きます)
申込期間
令和5年4月3日(月曜日)から令和5年4月28日(金曜日)まで
連絡事項
- 会場の駐車場は、會津稽古堂利用者は2時間まで無料ですが、以降30分ごとに100円になりますので御了承願います。
お問い合わせ
- 会津若松市役所 市民協働課
- 電話番号:0242-39-1221
- ファックス番号:0242-39-1420
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