公開日 2014年12月16日
更新日 2025年04月01日
両性類(りょうせいるい)
ここでは、会津若松市の身近な生き物の中でも両生類(りょうせいるい)を紹介します。
画像著作権者:会津若松市
種 名 | トウホクサンショウウオ |
特徴(成体) | 背中は暗褐色または黒褐色で青白い斑点がありますが、無地の個体もいます。腹は灰白色で細かい褐色の点があります。県の準絶滅危惧種に選定されています。 |
大きさ(成体) | 90から140mm |
生息環境 | 山麓の平地から標高数百mの丘陵、山地の林床部、湿地帯。 |
国内での分布 | 東北地方、新潟県、群馬県、栃木県北部 |
会津若松市で 見られる地区 |
湊地区、大戸地区、東山地区 |

画像著作権者:会津若松市
種 名 | ハコネサンショウウオ |
特徴(成体) | 暗褐色の地色に黄土色や赤褐色の帯状の模様が入りますが、個体差があります。体は細く、尾は体長の半分以上を占めます。 |
大きさ(成体) | 110から190mm |
生息環境 | 山地の渓流とその周辺。 |
国内での分布 | 九州、北海道を除く日本各地の山地 |
会津若松市で 見られる地区 |
湊地区、大戸地区、東山地区 |

種 名 | アカハライモリ |
特徴(成体) | 背中は黒色で腹は赤く、アカハラあるいはアカハライモリとも呼ばれます。腹には黒斑がありますが、個体差があります。県の準絶滅危惧種に選定されています。 |
大きさ(成体) | 70から130mm |
生息環境 | 池、水田、湿地などの水中に多いが、山間の自然公園や林道の側溝などでも見られる。 |
国内での分布 | 本州、四国、九州、佐渡島など |
会津若松市で 見られる地区 |
市内全域 |
無尾目

画像著作権者:会津若松市
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種 名 | アズマヒキガエル |
特徴(成体) | 足は短く体はずんぐりしていています。皮膚には突起があり、眼の後ろには毒性の液を出す大きな耳腺を持っています。 |
大きさ(成体) |
40から165mm |
生息環境 | 海岸から高山に至る広範囲。都市部の公園や人家などにもすみつく。 |
国内での分布 | 本州の近畿から東北部、伊豆大島、北海道の一部 |
会津若松市で 見られる地区 |
市内全域 |
画像著作権者:古川裕司氏
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種 名 | ニホンアマガエル |
特徴(成体) | 眼の前から鼓膜の後ろまで黒い線があり、緑色や灰褐色の体色をしています。周囲の環境に合わせて変色することができます。 |
大きさ(成体) |
25から45mm |
生息環境 | 海岸付近から市街地の植え込みや公園、草原から高山地帯付近。 |
国内での分布 | 北海道、本州、四国、九州、佐渡島など |
会津若松市で 見られる地区 |
市内全域 |
画像著作権者:古川裕司氏
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種 名 | シュレーゲルアオガエル |
特徴(成体) | 暗褐色から緑色の体色をしており、個体によっては黄色の斑点があります。黄色い虹彩を持ちます。 |
大きさ(成体) | 32から53mm |
生息環境 | 水田、丘陵部から高山部。 |
国内での分布 | 本州、四国、九州、五島列島 |
会津若松市で 見られる地区 |
湊地区、大戸地区、門田地区、一箕地区 |
画像著作権者:古川裕司氏
種 名 | モリアオガエル |
特徴(成体) | 暗褐色から緑色で皮膚はざらついています。背中に茶褐色の斑紋が出る個体と出ない個体があります。虹彩はオレンジ色をしています。県の希少種に選定されています。 |
大きさ(成体) | 42から82mm |
生息環境 | 水田、丘陵部から高山部。 |
国内での分布 | 本州、佐渡島、四国 |
会津若松市で 見られる地区 |
湊地区、大戸地区、東山地区、門田地区 |

画像著作権者:会津若松市
種 名 | カジカガエル |
特徴(成体) | 体色は茶褐色から灰白色です。背中はややざらついており、まだら模様があります。フィーフィーと美しい声で鳴きます。県の希少種に選定されています。 |
大きさ(成体) | 37から69mm |
生息環境 | 平野部から山地にかけての河川や渓流周辺。 |
国内での分布 | 本州、四国、九州 |
会津若松市で 見られる地区 |
大戸地区、東山地区 |
画像著作権者:古川裕司氏
種 名 | ツチガエル |
特徴(成体) | 体色は灰褐色で、背中にはいぼがくさんあり、悪臭のする粘液を分泌します。県の準絶滅危惧種に選定されています。 |
大きさ(成体) | 37から53mm |
生息環境 | 水田や湿地、河川、山間部の渓流などの水辺周辺。 |
国内での分布 | 北海道西部、本州、四国、九州、佐渡島など |
会津若松市で 見られる地区 |
湊地区、大戸地区、東山地区、門田地区 |
ウシガエル(アカガエル科)
画像著作権者:古川裕司氏
種 名 | ウシガエル |
特徴(成体) | 体色は暗褐色から緑色の国内最大級の大きさのカエルです。牛のような鳴き声を発することからこの名がつきました。アメリカから移入された外来種です。 |
大きさ(成体) | 110から185mm |
生息環境 | 平地の河川やダム、池、沼、湿地、水田など水辺の周辺 |
国内での分布 | 北海道、本州、四国、九州など |
会津若松市で 見られる地区 |
鶴ヶ城地区、神指地区 |