マイマイガにご注意ください!

公開日 2021年07月21日

更新日 2021年07月27日

 

マイマイガは幼虫の毛に毒をもつドクガ科の虫で、外来種ではありませんが広葉樹・針葉樹から草木まで食べることから、森林害虫として知られています。

 

マイマイガは、約10年周期で大量発生し、一度大量発生すると2から3年は続くといわれています。

翌年の大量発生を防ぐため、自宅の外壁や樹木などに幼虫(ケムシ)や卵塊をみかけたら駆除にご協力をお願いします。

 

 

マイマイガの生態について 

 

・マイマイガは春先に卵からケムシがかえります。

・幼虫のケムシはいろいろな樹木の葉を食べます。(時に大量に発生します)

・7月から8月ごろ、蛹(さなぎ)から成虫になり、卵を産んで1週間ほどで死んでしまいます。

・街灯などの照明に、夕方から夜に飛んで集まってきます。

・メスはお腹の卵を一つの塊で産み、卵をお腹の鱗毛で覆います。

・メスは産卵後は飛ばなくなります。

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マイマイガの卵の駆除について

 

 ◎翌年のマイマイガの発生を抑えるためには卵を取り除くのが最も効果的です。

 

1.あまり硬くない、先が平らなもの(ペットボトルを半分に切ったものなど)で卵塊を剥がし取ってください。

  取った卵は土に埋めるか、燃えるゴミで出してください。
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2.高いところにある卵塊は高圧洗浄機などで洗い落としてください。

 ※卵塊を覆っている鱗毛が飛散するのでマスクやゴーグルなどで防護してください。

 

 

 

 

 

マイマイガの成虫の防除について

 成虫になると、あまり効果的な駆除の方法がありませんが、下記の方法が有効とされています。

 

1.照明を消したりや紫外線を出さないものに交換する

 ※消灯は効果的ですが、防犯面を考慮した上で実施してください。

 ※LEDライトやUVカット電球など紫外線を出さない照明に交換すると、ガが集まりにくくなるとされています。

 

2.成虫を捕殺するか、叩き落す

  ※壁などに止まっている成虫は、ホウキなどで叩くか、水をかけると落ちるという報告があります。

  ※ガの鱗毛が飛散するのでマスクやゴーグルなどで防護してください。

 

 

※駆除を希望される方は、タウンページの索引の「害虫駆除業者」、お店掲載ページの「消毒業」に掲載されている会社に直接、お問い合わせください。

 

 

マイマイガの幼虫の駆除方法

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・体長1cm以下の幼虫(ケムシ)については、スプレー式殺虫剤や農薬(殺虫剤)による駆除、ガムテープに貼り付けて取り除く方法が効果的です。

 

・小さい幼虫が樹木などに広がっている場合は農薬(殺虫剤)の散布が有効ですが、使用方法や注意事項をよく読み、近隣に十分な周知を行った上で使用してください。

 

・体長が1cmを超えた個体は、噴霧器で農薬(殺虫剤)を散布しても効きにくくなるので、捕殺するか、火箸などでつかまえて洗剤液を張ったバケツに入れ、溺死させるなどが有効とされています。

 ※大きくなった幼虫でも、スプレー式殺虫剤を直接吹きかけると駆除できるようです。

 

 

 

☆注意点☆幼虫3.JPG

 ○孵化したばかりの幼虫には毒針毛があり、触れるとかぶれることがあるので、素肌に触れないように注意してください。

 ○農薬を使用する時は使用方法や注意事項をよく読んでください。お店の人など薬剤に詳しい人に確認することをお勧めします。

 ○農薬・殺虫剤は壁などにかかると変色することがあるので、目立たない場所で確認してからご使用ください。

 

 ○高いところでの作業は危険ですので、絶対に無理はしないでください。

 

 ※駆除を希望される方は、タウンページの索引の「害虫駆除業者」、お店掲載ページの「消毒業」に掲載されている会社に、直接、お問い合わせください。

 

 

※このホームページの内容は、岐阜県生活衛生課で作成した「マイマイガ防除マニュアル」を参考にして作成しました。

 

 

お問い合わせ

  • 会津若松市役所 環境生活課 環境グループ
  • 電話:0242-39-1221
  • FAX:0242-39-1420
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