植物(3)(しょくぶつ)<目次>

公開日 2014年12月16日

更新日 2016年12月28日


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バラ目  
イラクサ科  バラ科
 ミヤマイラクサ ウワバミソウ カラムシ アカソ ホロムイイチゴ
       
 
バラ目
バラ科

ヘビイチゴ

ヤブヘビイチゴ

ミツバツチグリ 

ワレモコウ キンミズヒキ
 
 
 タデ目
タデ科
ヒメスイバ ミゾソバ エゾノミズタデ イヌタデ イタドリ

 

     

 
  ナデシコ目 
 ヤマゴボウ科 スベリヒユ科 ナデシコ科 
ヨウシュヤマゴボウ スベリヒユ ミミナグサ カワラナデシコ ムシトリナデシコ
     

 

 
ナデシコ目   キンポウゲ目
アカザ科   キンポウゲ科
アカザ オクトリカブト アズマイチゲ キクザキイチゲ ニリンソウ
akaza.jpg  
 
キンポウゲ目
キンポウゲ科 メギ科
オキナグサ フクジュソウ ウマノアシガタ サラシナショウマ キバナイカリソウ
  
スイレン目 コショウ目 ユキノシタ目
スイレン科 センリョウ科 ボタン科 ユキノシタ科
ヒツジグサ ヒトリシズカ フタリシズカ ヤマシャクヤク  ウメバチソウ
         
 
ユキノシタ目 キントラノオ目 ウツボカズラ目
ユキノシタ科 オトギリソウ科 トウダイグサ科 モウセンゴケ科
 ヤグルマソウ ユキノシタ オトギリソウ ノウルシ モウセンゴケ
 
 
ケシ目 フウチョウソウ目
ケシ科 アブラナ科
クサノオウ タケニグサ ムラサキケマン ミヤマキケマン ナズナ
 
フウチョウソウ目 マメ目
アブラナ科 マメ科
マメグンバイナズナ カワラケツメイ セイヨウミヤコグサ ミヤコグサ ムラサキツメクサ
 
マメ目 フウロソウ目
マメ科 ヒメハギ科 フウロソウ科
カラスノエンドウ スズメノエンドウ クズ ヒメハギ ゲンノショウコ
 
フウロソウ目 ブドウ目 アオイ目 スミレ目
ツリフネソウ科 ブドウ科 アオイ科 スミレ科
キツリフネ ツリフネソウ ヤブガラシ タチアオイ サクラスミレ
 
スミレ目 ウリ目
スミレ科 ウリ科
スミレ エイザンスミレ スミレサイシン ツボスミレ キカラスウリ
 
フトモモ目 セリ目
ミソハギ科 ヒシ科 アカバナ科 ウコギ科
ミソハギ ヒシ アカバナ オオマツヨイグサ ウド
 
セリ目 イワウメ目 ツツジ目
セリ科 イワウメ科 イチヤクソウ科
ヤブジラミ セントウソウ ドクゼリ イワウチワ イチヤクソウ
     
 
ツツジ目 サクラソウ目
イチヤクソウ科 サクラソウ科
ギンリョウソウ クサレダマ ヤナギトラノオ コナスビ オカトラノオ
         
 
リンドウ目
リンドウ科
ツルリンドウ フデリンドウ エゾリンドウ リンドウ センブリ
         
 
ナス目
ミツガシワ科 ヒルガオ科
アサザ ミツガシワ ヒルガオ ネナシカズラ アメリカネナシカズラ
         
 
ナス目 アカネ目
ナス科 アカネ科
オオマルバノホロシ ヒヨドリジョウゴ ヤイトバナ ツルアリドウシ カワラマツバ
         
 
シソ目
シソ科
キランソウ ヤマタツナミソウ ヤマハッカ カメバヒキオコシ ナギナタコウジュ
         
 
シソ目
シソ科
ハッカ ラショウモンカズラ ウツボグサ イヌゴマ オドリコソウ
         
 
シソ目
シソ科 ゴマノハグサ科 タヌキモ科
ヒメオドリコソウ ヒメシロネ ビロードモウズイカ トキワハゼ ムラサキミミカキグサ
         
 
シソ目 マツムシソウ目 キキョウ目
タヌキモ科 ゴマノハグサ科 オミナエシ科 キキョウ科
タヌキモ ママコナ オトコエシ オミナエシ キキョウ
         
 
キキョウ目 キク目
キキョウ科 キク科
ソバナ ツリガネニンジン ホタルブクロ サワギキョウ クワモドキ
         
 
キク目
キク科
セイヨウノコギリソウ オオハンゴンソウ モミジガサ サワオグルマ ハンゴンソウ
         
 
キク目
キク科
アズマギク ハルジオン ヒメムカシヨモギ ゴマナ ノコンギク
         
 
キク目
キク科
ヒメジョオン アキノキリンソウ セイタカアワダチソウ オゼミズギク カワラハハコ
         
 
キク目
キク科
ヤマハハコ ハハコグサ チチコグサ クルマバハグマ サワヒヨドリ
         
 
キク目
キク科
フジバカマ ヨツバヒヨドリ サワアザミ オニアザミ ノアザミ
         
 
キク目
キク科
アイヅヒメアザミ コウゾリナ アキノノゲシ イワニガナ カワラニガナ
         
 
キク目
キク科
ニガナ オオニガナ コウリンタンポポ セイヨウタンポポ キクイモ
         
  
  

植物の概要について  文:小荒井 実

    ●植物の概要

 植物は大抵、葉緑素があり、光のエネルギーを使って水と二酸化炭素から有機物を合成し、成長しています。これを光合成といいます。動物との一番の 違いです。しかし、寄生植物などの中には葉緑素の欠けたものもあり、光合成しないものもあります。同じ種類の植物でも大小さまざまで、その形態は変化に富 んでいます。

 微生物やキノコ(菌類)のようなものになりますと動物と植物の区別は困難なものとなります。微生物からの進化の過程ととらえると理解できると思われます。

 植物は動物と共に生き物として親しまれています。絶えず生活を営み、生長し、ときには生殖を行っています。普通に目にする植物は一か所に固着し、 光合成を行い、酸素を出しつづけているのです。現在、私たちが目にするわが国の維管束植物(菌類などを除く)は約7000種以上といわれています。

 

●会津若松市における植物の概要

 会津若松市に生育していることを現在確認した植物は162科1476種です。本市の最高地点、大戸岳(1416m)や背あぶり高原、猪苗代湖、阿 賀川、湯川渓谷など変化に富んだ自然環境があり、豊かで奥の深い自然に恵まれています。また、日本海側と太平洋側の中間に位置していますので日本海側要素 や太平洋側要素を持った植物が見られます。このような地理的な条件から植物の種類が多いのです。

 わが国から湿地(ウェットランド)は開発によって極めて少なくなりましたが、赤井谷地は沼野植物群落として国の天然記念物に指定されて保存されて います。また、大戸岳にはヒノキアスナロの天然林が自然環境保全地域になっています。本市の特色は市の中心地に鶴ヶ城公園があり、長年月にわたり、人々の 努力によって巨木、巨樹林と多種類の樹木が生育し、市民の憩いの場所として利用されていることです。素晴らしいことです。

 

●『会津若松市身近な生き物(植物)』の概要

 「会津若松市身近な生き物」に選定された植物は681種です。マツなどの裸子植物が6種、サクラなどの被子植物の双子葉が476種、同じくススキなどの単子葉が163種、スギナなどのシダ植物が36種です。

 普通に見られるタンポポやドクダミなどが選ばれています。自然環境の変化によって近年少なくなっているカキツバタなどが選ばれています。環境の悪 化によって減少している可能性があるため注意してみていかなければなりません。外国からの移入によって繁殖したセイタカアワダチソウなどは他の植物にどの ような影響があるか見ていかなければなりません。

 会津・アイズの名を冠したアイヅスゲやアイズシモツケなどふる里に関係の深い花を写真と解説で見て、野山で本物を見て下さい。ふる里の自然の豊かさを実感できます。

 

参考文献

福島県植物誌編さん委員会 1987 福島県植物誌
福島県 2002 レッドデータブックふくしまⅠ植物・昆虫類・鳥類
岡本省吾 1966 標準原色図鑑全集8樹木 保育社
大井次三郎 1967 標準原色図鑑全集9植物I 保育社
大井次三郎 1967 標準原色図鑑全集10植物II 保育社
前沢秋彦 1970 標準原色図鑑全集11高山植物 保育社
牧野富太郎 1961 牧野新日本植物図鑑 北隆館
編集 佐竹義輔、大井次三郎ほか 1982 日本の野生植物I、II、III 平凡社
永田芳男 1991 山渓フィールドブックス1春の野草 山と渓谷社
永田芳男 1991 山渓フィールドブックス2夏の野草 山と渓谷社
永田芳男 1991 山渓フィールドブックス3秋の野草 山と渓谷社
木原浩 1993 山渓フィールドブックス7高山植物 山と渓谷社
永田芳男 1997 山渓フィールドブックス16樹木[春夏編] 山と渓谷社
永田芳男 1997 山渓フィールドブックス17樹木[秋冬編] 山と渓谷社
編集 下郡山正巳 最新植物用語辞典 廣川書店
岩瀬徹、大野啓一 野外観察ハンドブック写真で見る・植物用語 全国農村教育協会

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  • 電話:0242-39-1221
  • FAX:0242-39-1420
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