昆虫類(1)(こんちゅうるい)<目次>

公開日 2014年12月16日

更新日 2017年01月17日


インデックス

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 トンボ  バッタ  セミ  ハチ  コウチュウ  チョウ    カゲロウ
 
 ■トンボのなかま
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トンボ目  
イトトンボ科  アオイトトンボ科
 カラカネイトトンボ  キイトトンボ エゾイトトンボ オオアオイトトンボ アオイトトンボ
       
 
トンボ目
アオイトトンボ科 カワトンボ科 サナエトンボ科
コバネアオイトトンボ

オツネントンボ 

ハグロトンボ 

オナガサナエ 

ウチワヤンマ
 
 
 トンボ目
 オニヤンマ科 ヤンマ科 エゾトンボ科
オニヤンマ オオルリボシヤンマ マダラヤンマ ギンヤンマ トラフトンボ

 

     

 
トンボ目
エゾトンボ科 トンボ科
ハネビロエゾトンボ シオカラトンボ オオシオカラトンボ ヨツボシトンボ ハッチョウトンボ
     

 

 

トンボ目
トンボ科
ショウジョウトンボ ミヤマアカネ アキアカネ ノシメトンボ ナツアカネ
 
 
トンボ目

 

 

トンボ科
マダラナニワトンボ チョウトンボ

 

 

■バッタのなかま

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バッタ目
 コオロギ科 ヒバリモドキ科 コロギス科 バッタ科
 カンタン エンマコオロギ クサヒバリ ハネナシコロギス ショウリョウバッタ
         
 
 バッタ目
バッタ科 イナゴ科 キリギリス科 オンブバッタ科
 トノサマバッタ コバネイナゴ キリギリス ヒメギス オンブバッタ
 
 
バッタ目 カマキリ目

ヒシバッタ科 カマキリ科
ヒシバッタ オオカマキリ カマキリ コカマキリ

 

 

 

■セミのなかま

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カメムシ目
カメムシ科 タイコウチ科
アカスジキンカメムシ アカスジカメムシ クサギカメムシ タイコウチ ミズカマキリ
 
カメムシ目
アメンボ科 セミ科
アメンボ ニイニイゼミ アブラゼミ エゾゼミ エゾハルゼミ
 
カメムシ目
セミ科 ヨコバイ科
ヒグラシ ミンミンゼミ ツクツクボウシ チッチゼミ ツマグロオオヨコバイ

 

 

 

■ハチのなかま

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ハチ目
スズメバチ科 ミツバチ科
フタモンアシナガバチ オオスズメバチ キムネクマバチ オオマルハナバチ トラマルハナバチ

 

 

 

■コウチュウのなかま

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コウチュウ目
ハンミョウ科 オサムシ科 ゲンゴロウ科
ニワハンミョウ ハンミョウ アオオサムシ アトボシアオゴミムシ ゲンゴロウ
 
コウチュウ目 
クワガタムシ科 シデムシ科
ノコギリクワガタ アカアシクワガタ コクワガタ ミヤマクワガタ オオヒラタシデムシ
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コウチュウ目
タマムシ科 コガネムシ科
ウバタマムシ カブトムシ マメコガネ ドウガネブイブイ アオカナブン
         
コウチュウ目
コガネムシ科 ホタル科 テントウムシ科
シロテンハナムグリ ゲンジボタル ヘイケボタル オオニジュウヤホシテントウ テントウムシ
 
コウチュウ目
テントウムシ科 カミキリムシ科
ナナホシテントウ アカハナカミキリ ヨツスジハナカマキリ ルリボシカミキリ ベニカミキリ
 
コウチュウ目  
カミキリムシ科
キボシカミキリ ゴマダラカミキリ シロスジカミキリ
  
 

解説図

 
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kamemusizukai.jpghachi zukai.jpgkouchuu zukai.jpg
 

昆虫類の概要について  文:境 隆

 

●昆虫類の概要

 昆虫類は、動物の中で一番種類が多く、地球上に90万種から100万種もいるといわれています。うち、日本では約3万種の昆虫が確認されています。

 昆虫は、エビやカニなどと同じグループですが、体にはたくさんの節があり、かたい皮でおおわれ、頭、胸、腹に分かれています。さらに、頭にはひげ(触角)、複眼、口などがあり、胸には翅(はね)と6本の脚(あし)をもつものを「昆虫類」とよんでいます。

 また、多くのものが幼虫から成虫になるまでの間に、体の形を大きく変えるなどの特徴があります。例えば、チョウやコウチュウの仲間は、卵から生まれて幼虫になり、サナギとなった後、成虫の姿になります。

 昆虫は、空をとぶもの、水中にすむもの、落ち葉や土の中にすむものなどと場所や食べ物が大きく違い、生態もさまざまです。

 

●会津若松市における昆虫類の概要

 全国第3位の広さがある福島県は、ブナなどの落葉広葉樹林帯とシイノキなどの常緑広葉樹林帯の中間の暖帯落葉樹林帯をもち、また、湖沼も多く自然に恵まれています。そのため昆虫の種類も豊富です。

 県内で確認されているものは、トンボ類90種、チョウ類134種、ガ類約2100種、コウチュウ類が約2500種、カメムシ類で約240種などが確認されています。ほかにも多くの昆虫が生息していますが、残念ながら十分な調査はされていません。

 会津若松市は、南部を山に囲まれ、阿賀川などの河川が市内を流れるなど、自然環境に恵まれており、そこにすむ昆虫も多いものと思われます。しか し、市内には昆虫研究家や愛好家が少なく、トンボ類48種、チョウ類が81種、ガ類278種、コウチュウ類が336種など昆虫全体で980種程が確認され ているにすぎません。

 

●『会津若松市身近な生き物(昆虫類)』の概要

 選定された昆虫は、179種で主に、トンボの仲間が28種、バッタの仲間が10種、カメムシの仲間が15種、チョウ類が56種、ガ類14種、コウチュウの仲間が28種です。

 市内には市民に親しまれている鶴ヶ城公園、背あぶり山、小田山子どもの森や国指定天然記念物の赤井谷地沼野植物群落、また、市内には歴史ある神社や寺が多く、昆虫のすみかが豊富にあります。

 赤井谷地には、高山性のカラカネイトトンボや日本で一番ちいさいハッチョウトンボ、子どもの森や背あぶり山では国蝶であるオオムラサキ、阿賀川河 川敷には絶滅が心配されるミヤマシジミやヒメシロチョウなどが見られます。また、鶴ヶ城公園には、セミが多く、トンボ類がお堀でゆうゆうと飛ぶ姿も観察で きます。

 

参考文献

福島県 2002 レッドデータブックふくしまI 植物・昆虫類・鳥類
坂水健祐 2003 カラーガイドブック 昆虫クラブ 誠文堂新光社
上野俊一ほか 1994 原色日本甲虫図鑑II・III・IV 保育社
井上 清 谷 幸三 2003 トンボのすべて トンボ出版
福田元次郎 1995 原色昆虫図鑑Ⅰ 蝶・蛾他 北隆館
福田元次郎 1995 原色昆虫図鑑II甲虫他 北隆館
朝比奈正二郎ほか 2001 原色昆虫大図鑑III 北隆館
白水隆 黒子浩 1966 標準原色図鑑全集Ⅰ 蝶・蛾 保育社
中根猛彦 青木淳一 石川良輔 1966 標準原色図鑑全集Ⅱ 昆虫 保育社
福田元次郎 1995 コンパクト版15原色昆虫図鑑I 北隆館
福田元次郎 1995 コンパクト版16原色昆虫図鑑II 北隆館
友国雅章ほか 1994 日本原色カメムシ図鑑 全国農村教育協会
藤岡友夫 1981 図鑑日本の蝶 ニューサイエンス社
井上 寛ほか 2001 日本産蛾類大図鑑I・II 講談社
角田伊一 1982 福島県の蝶 歴史春秋社


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