公開日 2017年03月31日
佐藤 辰治 (さとう たつじ) 1916年-1963年
田村郡小野新町(現.田村郡小野町)出身。
少年時代頃に本市出身の水彩画家の荒川三郎に学び、16歳のときに上京、太平洋画学校等で絵画を学びました。
27歳のときに第6回新文展で入選。戦後は兵庫県に移り住み、独立美術協会を主な発表の場として活動しましたが、37歳のときに本市に転居。
喜多方や本市に絵画研究所を開設し、多くの後進を育てました。
戦後美術界を席巻した抽象絵画の会津地方における中心的存在で、ミクストメディア(顔料だけでなく、さまざまな素材を用いて制作する手法)による重厚な画面に、
幻想的なイメージが彩る画面が特徴です。
『丘の上の貝』
制作年 :不詳
材質・技法:画布、油彩
サイズ(cm):112.0×77.0
『砂の上のオブジェ』
制作年 :1959年
材質・技法:画布、油彩(ミクストメディア)
サイズ(cm):138.0×138.0
バーチャルミュージアムで紹介した作品以外にも、会津若松市では下記の作品を収蔵しています。
市民会館 | 魚 |
各ページに掲載の情報・画像及び記事等の無断掲載・転用を禁じます。