会津人参について知ってください

公開日 2013年11月18日

更新日 2016年12月05日

  
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会津人参とは

 会津若松市では、会津人参またはおたねにんじんと呼ばれる薬用人参が古くから栽培されています。
 薬用人参として出荷・販売されるまでには約5年間土の中で育てる必要があります。また、その栽培後の土地には草が生えないと称されるほど、土中の栄養分を吸い取る作物です。
 その効能は滋養強壮や疲労回復などで、食欲が落ちている、食べたものがもたれやすい、何となく疲れやすい時には薬用人参の粉末を1日1g程服用するのは効果的と言われています。

会津人参の歴史

  その歴史は古く、江戸時代から漢方薬の原材料として栽培されてきました。
 出荷・販売までに5年間程度を必要とする、その栽培はとても難しいもので、会津若松市は栽培に成功した数少ない土地の1つであり、現代まで脈々とその栽培を受け継いできた希少な地域です。

会津若松市内でも様々な場所で活用されています

  現在、会津若松市内でこの人参を作っている生産者の方は少なくなってきましたが、街の中を見てみると会津人参は様々な場所で活用されています。漢方薬の原料としてはもちろんですが、天ぷらや飴などにも使われたり、粉末やエキスとして販売されたりしています。
 皆さんもお見かけの際はぜひ手にとって、苦味のある会津の伝統作物の味を味わってみてください。

お問い合わせ

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  • 会津若松市役所 農政課
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  • FAX:0242-39-1440
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