電気自動車の普及促進・急速充電器の運用について

公開日 2023年09月13日

市では、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの削減と「スマートシティ会津若松」の実現に向けた取組の一環として、環境にやさしい移動手段である電気自動車の普及促進を図っています。

市の取り組み

市では、これまで、電気自動車7台を公用車として導入し、日々の業務や災害時における非常用電源等として役立てるとともに、北会津支所に急速充電器を設置し、観光客の皆さん、市民の皆さんの利便性の向上にも努めています.。

公用車への電気自動車の導入

 普段は、走行時に二酸化炭素を排出しない環境にやさしい公用車として電気自動車を使用しております。

 また、燃料や電気が不足する災害時には、ガソリンに頼らない移動手段となるほか、庁舎の非常用電源としても使用することができます。

電気自動車

電気自動車の導入による効果(令和4年度)

 市が導入している電気自動車7台(走行距離合計21,006km)による二酸化炭素排出量等の削減などの効果は下記のとおりです。

  • 二酸化炭素排出量:約1,081kg-CO2の削減 (削減率33.2%)
  • 燃料代:約168,070円の削減 (削減率70.6%)

※電気自動車による二酸化炭素排出量は、電力の排出係数:0.496kg-CO2/kWh で計算しています。

※比較対象は、燃費:15.0km/リットルのガソリン車とし、ガソリン代:169.9円/リットル、排出係数:2.322kg-CO2/リットルで計算しています。

庁舎への急速充電器の設置

 環境にやさしい電気自動車の普及とその充電インフラの整備拡大に向けて、北会津支所に1基急速充電器を設置しています。

 事前のお申し込みは不要ですので、市民の皆さんに限らず、観光客の皆さんも、お気軽にご利用ください

お知らせ

 北会津支所の電気設備点検に伴い、令和5年10月7日(土曜日)は、午前7時から正午ごろまで、急速充電器の提供を停止させていただきます。

北会津支所

  • 所在地:北会津支所西側駐車場(会津若松市北会津町中荒井字諏訪前11)
  • 利用時間:終日

利用料金

  • 充電1回あたり、500円の協力金をお願いしております。
  • 協力金は、急速充電器脇に設置された協力金箱に入れてください。
  • 投入された協力金は機器の保守や電気代をまかなうために使用されます。利用に対して協力金が少ない場合は機器の設置を継続することが難しくなりますので、投入をお願いします。

利用上のご注意

  • 充電器利用の際は、利用簿に、利用日時、どちらからおいでになられたか(市内/県内/県外)などについて記載願います。
  • 充電用の駐車区画は、一般車両と兼用のため、お待ちいただく場合があります。
  • 1回の利用は30分までです。連続しての使用はご遠慮ください。
  • 恒常的な利用はお控えいただき、日常の充電はご自宅で行ってください。
  • 北会津支所の急速充電器は、施設設備に影響する場合があるため、最大出力30kWで運用しています。
  • 敷地内での事故につきましては、本市は責任を負いません。
  • 植込み型心臓ペースメーカ及び植込み型除細動器(ICD)を使用している方は、下記の注意喚起もご覧ください。
  • 本庁舎に設置されていた急速充電器については、建て替え工事に伴い提供を終了しました。 
    「電気自動車の充電器の電磁波による植込み型心臓ペースメーカ等への影響に係る情報提供について」(厚生労働省).pdf(201KB)

 

        北会津支所.JPG

       北会津支所 西側駐車場

このほかの取り組み

V2H(Vehicle to Home)の設置

 V2Hは、電気自動車への充電だけでなく、電気自動車から建物側へも電力を供給できる機器です。

 この機器を上下水道局庁舎、北会津支所、河東支所に設置し、災害時(停電時)に、電気自動車から各施設に電力を供給できる仕組みを構築しています。

 

V2H.JPG V2H本体

普通充電器の設置

 公用車として導入した電気自動車の充電用に、普通充電器2基(栄町第一庁舎、栄町第二庁舎)を設置しています。

超小型モビリティによる実証走行(平成28年度から平成30年度)

 市では、電気自動車のさらなる普及のため、平成28年9月から、会津大学・日産自動車とともに、超小型モビリティ(日産ニューモビリティコンセプト:NNMC)の市内公道における実証走行を行いました。詳しくは、こちらのページをご覧ください。

本市における電気自動車・充電器等の状況について 

電気自動車・プラグインハイブリッド自動車の普及状況

 市内に登録されている電気自動車・プラグインハイブリッド自動車の台数は、毎年増加しています(下表)。

■本市における電気自動車・プラグインハイブリッド自動車の普及状況(各年4月1日現在)
 

平成26年

(2014年)

平成27年

(2015年)

平成28年

(2016年)

平成29年

(2017年)

平成30年

(2018年)

平成31年

(2019年)

令和2年

(2020年)

令和3年

(2021年)

令和4年

(2022年)

令和5年

(2023年)

 

電気自動車(軽自動車含む) 62台 83台 92台 113台 137台 163台 174台 167台 167台 194台
プラグインハイブリッド車 49台 59台 76台 96台 131台 166台 185台  209台  223台 459台

 

 

電気自動車用充電器の設置状況(一般家庭への設置を除く)

 市内では、市庁舎のほか、自動車ディーラー、スーパーマーケット、旅館などに電気自動車用の充電器が36基設置されています。

  • 急速充電器:12基(令和5年5月現在)
  • 普通充電器:33基(同上)
 ※詳しい設置場所は、民間サイト「GoGoEV」【外部サイト】 または 「EVsmart」【外部サイト】でご確認ください。

電気自動車・充電設備等の導入時に活用できる補助制度

会津若松市電気自動車等購入補助金

概要

  • 市では、ゼロカーボンシティの実現に向け、地球温暖化対策の一環として電気自動車や燃料電池自動車を購入された方に補助金を交付します。交付額は、1台につき4万円(子育て世帯は5万円)です。詳細は「電気自動車等購入補助金について」をご覧ください。

「CEV(クリーンエネルギー自動車)補助金」(一般社団法人次世代自動車振興センター)

概要

  • 電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池自動車クリーン等のエネルギー自動車並びに外部給電器及びV2H充放電設備の導入に要する経費の一部を助成。詳細は一般社団法人次世代自動車振興センター【外部サイト】をご確認ください。

お問い合わせ

  • 会津若松市役所 環境生活課 環境グループ
  • 電話:0242-39-1221
  • FAX:0242-39-1420
  • メール送信フォームへのリンクメール

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