荻原盤山 収蔵美術作品

公開日 2016年12月05日

 

  荻原 盤山 (はぎわら ばんざん)   1772年-1846年

 

    江戸時代後期の画家。

    中橋狩野の第8代奉信のもとで学びました。
    若松城下に住し、主に寺社や商家のために制作をしたようですが、画技の鍛錬に専心していたことを伝えるいくつかの逸話が知られているのみで、詳しい画歴は

   分かっていません。

    残された作品は、狩野派の描法を手堅く受け継いだ画風で、高い技量の持ち主であったことがうかがわれます。
    彦根藩の御用絵師で明治期まで活躍した佐竹永海の最初の師でもありました。

 

松竹梅之図屏風(六曲一双)

        

                                        『松竹梅之図屏風』
                                        制作年  :1800年代半ば(江戸時代末期)
                                        材質・技法:紙本墨画・屏風(六曲一双)
                                        サイズ(cm):(一隻)176.0×390.0

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