会津若松市の史跡一覧<国指定文化財> 大塚山古墳

公開日 2017年01月06日

更新日 2017年01月06日

 

大塚山古墳

 

     市街地の北東部にある標高270メートルの独立丘陵上の尾根を利用して作られた全長114メートルの前方後円墳で、築造年代は4世紀中頃と考えられます。    
     昭和39年(1964)に後円部が調査され、主軸と直交する2基の木棺の痕跡が発見されました。
     副葬品としては、三角縁神獣鏡や銅鏃、環頭太刀、直弧文のある靭などが出土しました。
     その組み合わせは畿内にある前期古墳に通じて見られるもので、東北地方の古代史解明に大きな役割を果たしています。
     出土品337点は「会津大塚山古墳出土品」として国の重要文化財になっています。

      所在地:箕町大字八幡北滝沢