公開日 2014年04月30日
更新日 2017年01月06日
犬を飼うということは、しつけや散歩などをしなくてはならず、考えているより大変なことです。また、生き物ですから様々な知識が必要になります。犬を飼う前に次の質問についてよく考えてみましょう。飼い主がきちんとしつけし、世話をしないと大変なことになります。
- 家族はみんな動物が好きですか?
- 家族に動物アレルギーの人はいませんか?
- 家で犬は飼えますか?(アパート、マンションはペットを飼育できますか?)
- 犬に関する決まりごと(狂犬病予防法など)を知っていますか?
- 犬の毎日の世話(エサ、水、トイレの掃除など)はできますか?
- 犬の習性(運動の必要性、食べ物、生活環境)は知っていますか?
- 犬の病気を知っていますか?
- 病気やケガをしたとき、動物病院に連れて行くことができますか?
- 犬のエサ代にいくらかかるか知っていますか?
- 犬が人に迷惑をかけないように気遣ってあげられますか?
- 犬と遊んであげる時間はありますか?散歩させる時間はありますか?
- 転勤や引越しのときも、犬を連れて行くことが出来ますか?
- 犬から人へうつる(感染する)病気があることをご存知ですか?
- 犬の寿命はご存知ですか? (思っているよりずっと長いかも・・・)
犬を飼うときは次のことに注意してください。
鑑札と注射済票の装着
交付された鑑札と注射済票は、法律により常に犬に着けておくことが義務づけられています。万が一、愛犬が迷子になってしまった際に重要な情報源にもなりますので、首輪に縫い付ける、リングを付けて首輪に装着する、市販の鑑札ホルダー等を使用するなどして犬に着けておきましょう。飼い犬はつないで飼いましょう!
犬を飼う場合は、犬を綱か鎖でつなぐか、檻(おり)や囲いを設けて、人に危害を加えないよう安全に配慮しなければなりません。放し飼いにより他人に危害が及んだときは、民事、刑事両面で飼い主の責任が問われます。
飼育場所は清潔にしましょう!
犬のフンや尿のにおいは、飼い主が感じる以上に近所迷惑となります。飼育場所は、常に清潔にし、出来るだけにおいが発生しないように心がけましょう。フンの後始末は飼い主の責任
犬のフンの不始末によって、道路などの公共の場、玄関先などを汚されて迷惑を受けている人がいます。また、見た目にも衛生上もよくありません。フン害防止のため、犬を散歩させるときは、飼い主の責任として、フンを始末するための用具を携帯し、排出したフンは必ず持ち帰って処理しましょう。
※ 会津若松市生活環境の保全等に関する条例では犬のフンを放置した場合、2万円以下の罰金に処せられます。
散歩や運動をさせるときは
犬を散歩させたり運動させたりするときには、必ず犬を制御できる人が手綱を持ち、人や他の動物に危害を加えないよう十分注意を払ってください。小型犬だからといって、つながないで散歩や運動をさせてはいけません。泣き声には気をつけましょう!
犬が吠えるのは本能ですが、夜間早朝などは近所迷惑となります。臭いと同じように、犬の鳴き声も飼い主が感じる以上に他人には迷惑に感じるものです。吠える原因を突き止めるとともに、運動不足にならないように散歩させるなどの犬のストレスを取り除くことが必要です。